散歩でみつけたものとファーマーズマーケット

  • 2011.07.26 Tuesday
  • 22:18
JUGEMテーマ:アメリカ生活
熱波もおさまり、朝時間があるときは、暑くなる前に、町のバイクパス(自転車やジョギング、散歩用の道)を歩けるようになった。道端の花が相変わらず綺麗である。







普段は西へ向かって30分歩き、回れ右して引き返してくることが多いが、今日は東へ向かってこの道を歩いてみた。咲いている花が違ったりするのもご愛嬌。

この遊歩道を東へ向かって歩き、戻ってくると、帰りは一端遊歩道が途切れるため、町の中心の一般道路を歩くことになる。私が住んでいる場所は町の中心から1ブロックしか離れていないのだが、この中心には戦没者記念碑がある。

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チキン・サルティンボッカと猛暑の日の冷やしうどん

  • 2011.07.23 Saturday
  • 22:02
JUGEMテーマ:今日の晩ご飯

去る19日、愛用している料理本からまた新メニューに挑戦してみることにした。America's Test Kitchenは、アメリカのPBS(いわゆる公共放送でNHKのようなもの)で放送されている料理番組である。色々なレシピを徹底研究し、もっとも効率的で美味しく仕上げるやり方を紹介してくれるこの番組はとても面白い。一昨年のクリスマスに、義母がこの番組の料理本(上のThe Complete America's Test Kitchen TV Show Cookbook 2001-2010)をプレゼントしてくれた。また、義母は毎年、この番組が発行している料理雑誌の一つ、Cook's Illustratedの年間購読をプレゼントしてくれている。

ジャンル別の本も色々出ているのだが、私が別に購入したのが上記のCooking for Twoである。これは昨年の暮れに二冊買い、新婚の姪にもクリスマスにプレゼントした(笑)。なぜかと言うと、最初の本はほとんどが、6-8人前のレシピなのである。翌日温めなおして食べてもおいしいものもあるが、そうでないレシピもある。そしてオーブンを使う料理などの場合、単純に量を半分にすれば、調理時間なども変わってしまうのだ。

そんなわけで、この二人用のレシピ本はなかなか便利である。メニュー数はもう一冊の本にはかなわないけれど…。

というわけで、この夏はこの本を眺めては、何か面白そうな料理はないかな、と物色しているのである。今回挑戦してみたのはチキン・サルティンボッカ (Chicken Saltimbocca)。
日本語のウィキペディアによると、肉とプロシュート、それにセージを組み合わせるのが特色らしい。

今回は鶏の胸肉を使用したレシピで、あっという間に出来た。





 
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映画レビュー:Harry Potter and Deathly Hallows Part 2 (ネタバレあり)

  • 2011.07.21 Thursday
  • 23:21
JUGEMテーマ:映画「ハリー・ポッター」シリーズ

IMAX シアターにてハリー・ポッターシリーズの最終作の3D版を観て来た。これでついに完結である。

私は映画よりも原作ファンなので、今までの映画版は楽しんでは来たものの、色々不満も多かった。しかし今回のDeathly Hallowsに関しては、Part 1もPart 2も、原作ファンとしてはおおむね満足である。よい出来だったと思う。

ここから先の感想は、原作(7巻まですべて)も含めたネタバレとなります。映画をまだ観ていない方だけでなく、原作未読の方も、ご注意ください。


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ひさびさに観た日本の漫画と「娯楽映画」〜「20世紀少年」三部作

  • 2011.07.15 Friday
  • 14:07
JUGEMテーマ:映画読書

日本の友人が送ってくれた漫画「20世紀少年」と「21世紀少年」を読んだ。全部で24冊という大作。もっとも、今の漫画界では、これよりもっと巻数が多い作品はたくさんあるから、このくらいは長編とはみなされないのかもしれないが・・・。

私はもともと自分から漫画を買うことはあまりなかった。月刊誌を買うこともなかったし、自分で持っている漫画はほんの少しである。たいてい姉や友人が貸してくれたりして読むことになったものが多い。

そんななか、今回友人が送ってくれた「20世紀少年」はなかなか刺激的だった。複雑なタイムライン、プロット、人間関係。近未来SFでもあり、ミステリーのようでもあり、「ともだち」の正体が誰か、ということで。連載当時は色々と話題にもなったようだ。

とにかく面白くて一気に読んだ。ストーリーだけでなく、画風も好みだったのが良かったのかもしれない。

そして三部作として映画化されているということも知り、映画が観たくなった。そこで借りてきた。日本食料品店のレンタルDVDである。

日本映画はときどき観ているが、実写映画は「文芸作品」色が濃いものがほとんどだった。「おくりびと」や山田洋二監督の時代劇、あるいは「フラガール」など。

だから、この手の映画はずいぶんひさしぶりに観たような気がする。そういうこともあり、新鮮ですっかり楽しませてもらった。


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メイン州での週末

  • 2011.07.10 Sunday
  • 22:38

先週の金曜日から土曜日にかけて、メイン州のShapleighという小さな町に行って来た。この町にはいくつか湖があり、そのうちのGoose Pondという湖のほとりに夏の別荘を持っている知人が遊びにおいで、と言ってくれたので、そのご好意に甘えたのである。

ニューハンプシャー州の境から近いところで、我が家から車で2時間ちょっと、とけっこう近い。お世話になるので、金曜日の夕飯は私が作ります、ということで、途中でスーパーに寄って食料を買い込んで行った。金曜も土曜も天気予報は晴れで、ニューイングランドの夏をしっかり満喫できそうだ。

この知人は私たちより年上のご夫婦だが、同じ町の元住民である。夫が教育委員をつとめていたとき、奥さんのMさんはうちの町の小学校の一つの校長だった。そのご縁で知り合ったのである。ご主人もやはり学校の先生から教育事務所で仕事をしておられた方で、現在はお二人とも引退し、悠々自適の生活を送っている。夏のほとんどはこのメイン州の別荘で過ごしていて、お孫さんを連れたお子さんたちやお友達がかわるがわる遊びに来るのが楽しみ、ということだ。

金曜日のお昼ごろに到着した。湖沿いの斜面に建つ家で、ベランダから斜面を降りていくとそのまま敷地内から湖に出られる。



リビングは湖を見下ろすようになっていて、窓には鳥の餌箱。たくさんの鳥が毎日やってきて、そのバードウォッチングも楽しみの一つだそうだ。土曜日の朝にたくさんの鳥を観ることが出来たのでその写真はまた後で。


家の裏から出ると湖に下りていく階段があり、湖には小さな船着場が作られていた。6畳くらいの広さのドックが二つつながっている。

家から見下ろした湖


埠頭から見上げた家。

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独立記念日の三連休

  • 2011.07.04 Monday
  • 21:23
JUGEMテーマ:アメリカ生活

今年の独立記念日は月曜日のため、三連休の週末となった。アメリカではほとんどの祝日がその月の第●月曜日(感謝祭だけは木曜日)、という風になっているが、クリスマス、Veterans Day(復員軍人の日)、そしてこの独立記念日だけは曜日に左右されない。

そのため、パーティを前日の日曜に行う人も多かった。夏の祭日とあって、独立記念日と言えばバーベキューパーティを開く家が多い。我が家も知り合いの家に招かれて、日曜(3日)の午後、ニューハンプシャー州へ行ってきた。マサチューセッツ州との境の近くの小さな町にあるその家は、池のほとりにあり、広々した芝生が広がっていた。この知り合いのうちは大家族で、親戚が多く、その親戚がみんな集まった上、それぞれが友人を招いたので、100人以上の大きなパーティである。庭にはプールもあるので、水着とデッキチェア持参、というパーティだった。

池沿いの庭

パーティ風景

この知り合いのご家族はボストンで生まれ育ったイタリア系である。女性が多く、我が家の母方の実家と雰囲気が似ている(笑)。集まるとにぎやかで、面倒見がよく、みんな料理好き。招かれる人は料理を持ち寄ったり、飲み物を持ってきたりする。家族のメンバーの中にはアマチュアバンドをやっている人もいて、そのバンドがパーティで演奏し、華を添えてくれた。


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町内散歩と最近の夕食など

  • 2011.07.02 Saturday
  • 11:12
JUGEMテーマ:アメリカ生活

仕事も一段落ついて、夏休みらしい生活になった。毎日1時間歩くことを目標にしている。あまり暑くない日なら近所の散歩、暑かったり雨ならスポーツジムのトレッドミル。1時間で最低6千歩、3マイル(約4.8キロ)を目標にしている。

うちの町にあるBike Pathは複数の市町村にまたがっているコースで、自転車、ローラースケート、ウォーキング、ジョギング、普通の散歩などで週末にぎわう場所だ。今週はここを二回ほど歩いた。ニューイングランドの夏をいろどる野草の花々がたくさん咲いているので撮影してコラージュにしてみた。

Bike Pathの野の花

また、こちらはうちの町と隣の町の境を流れる川。この時期は睡蓮が咲いている。
Mystic River

さて、散歩に欠かせないのが帽子だが、私は頭のサイズが大きくて、市販の帽子のほとんどは合わない。アメリカ人は日本人のように日焼けを嫌がらないし、日焼け防止グッズも日本のようには充実していないのだ。しかし、アームカバーを日本食料品店で買うことができたので、それを必ずつけて散歩に行く(笑)。そして先日でかけた韓国スーパーで、韓国製のわりとかわいい帽子をみつけたので購入。サンバイザータイプなので調節できて、私の頭でも大丈夫。スカーフ(取り外し可能)もちょっとかわいいし、つばが広くて顔全体をしっかりガードしてくれるのが嬉しい。



さて、夏になり、ニューイングランドの農家の産物が色々楽しめるようになってきたのが嬉しい今日この頃だ。ファーマーズマーケットでは新鮮な青野菜やトマト、ベリー類などが買えるようになった。夏の目玉であるとうもろこしはまだまだ先だが、今とにかく見れば買っているのがイチゴ。多分もうそろそろ終わりが近いだろう。



露地モノは本当に甘いので、私はこのまま、何も加えず食べるのが好きなのだが、アメリカ人の甘党ぶりは日本人とはスケールが違うので、先日夫には、このイチゴを使ってストロベリーショートケーキを作ってあげた。

前にも書いた覚えがあるが、日本のストロベリーショートケーキは、アメリカのそれとはまったくと言っていいほど違う。そもそもショートケーキというのは、ケンタッキーフライドチ キンで売っているあの「ビスケット」に似ていて、もうちょっと甘みがあるものなのだ。それでイチゴと生クリームをはさむのがこちらの「ストロベリーショート ケーキ」である。 今回はこのイチゴを買った農家直営店のベーカリーお手製のスポンジケーキ(ストロベリーショートケーキ専用に、薄く小さいホットケーキのように焼いたもの)があったのでそれを使ってみた。

あればバニラアイスなども添えれば甘党のアメリカ人はさらに喜ぶのだが(笑)、今回はイチゴと生クリームだけ。こんな感じの豪快なデザートになる。しかし食べてみると意外に軽い。(カロリー量はさておき・・・)



また、先日は暑い日にさっぱりカレー味のシンガポールヌードルを作ってみた。家で作ったのは初めてだが、そんなに複雑な料理ではない。むしろ忙しい日にお勧めの簡単料理である。アメリカの中華料理屋にはたいていある定番メニューで、香港の広東料理店から始まったものらしい。ビーフンと千切り野菜、肉類(チキン)や海老、それに千切りの薄焼き卵をカレー味で炒めるだけの簡単な料理だが、これが夏にとても美味しいのだ。テイクアウトの中華料理屋で頼むと、脂がギトギトしていることが多いが、家で作るとけっこうさっぱり作れる。この日はそれにファーマーズマーケットで買った新鮮なグリーンピースとちりめんじゅこの和風サラダと鶏モモ肉の照り焼きを添えた。



夏休みの楽しみは、毎日夕方家にいられるので、しっかり夕食が作れることだ。レパートリーを増やすのもこの時期。ファーマーズマーケットの新鮮な食材も活用してまた色々挑戦してみたいものである。

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