Jimmy's Steer House と 獣医さん初体験

  • 2009.03.21 Saturday
  • 11:31
JUGEMテーマ:ねこのいる暮らしアメリカ生活
(日記内の写真はすべてクリックで拡大写真が見られます)

春分の日も過ぎて日本はもうすっかり春だろうが、こちらはまだやっと昼間の最高気温が摂氏8度くらいになったところ。

先日夫が家に持ち帰ってきた水仙の切花がそれでも、春が近いことを感じさせてくれる。

水仙
この水曜日は、仕事がオフだったが、姉妹都市のホームステイプログラム関連のミーティングが同じ日に、それぞれ違う場所で、違う顔ぶれで三つもあり、町の中のあちこちを移動する忙しい日だった。その日の夕方、住民のメーリングリストが開催している夕食懇親会に夫とでかけた。毎回15人くらいの人が集まる楽しい会で、月例会である。私と夫も常連さんに知り合いがいるので、暇で好きなレストランだと出かけるようにしている。主にこの町の中のレストラン、というのが趣旨だが、たまには近隣の市町村のレストランでも開催される。

今回はJimmy's Steer House(ウェブサイトは無い)という、まさに「おらが町の」レストラン。基本的にはステーキハウスである。ステーキとシーフードがメインで、アメリカンイタリアンという感じ。

ここは昔ながらの住民で賑わい、特に高齢者や家族連れに人気が高い。安くて美味しい、しかも家族的なサービスが売りだ。メインディッシュは上記の通り、ステーキ、チキン、シーフードなどで、パスタもある。基本は、それにサラダ、パン、サイドディッシュ(ポテト料理かライスピラフ、野菜など)がつく。


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春休みも仕事

  • 2009.03.19 Thursday
  • 07:36
 暖かい日が続いて、週間天気予報を見ると、最高気温8−9度、最低気温0度くらいの日がずらっとならんでいる。日本はもう、本格的な春がやってくる頃だが、ボストンが日本の三月末のような気候になるのは四月の中旬くらいだろうか。だいたい一ヶ月遅れである。

今週は大学が一週間の春休みである。音楽教室は通常通りで、土曜日にはちょっとした軽い演奏の仕事も入っている。日本のゴールデンウィークを利用してホームステイにやってくる中学生グループを迎える準備も着々と進んでいて、昨日はそちら関係のミーティングが三つもあった。

朝9時には、町の7つある小学校のうち、姉妹都市の中学生が今年訪れる学校に立ち寄り、校長とミーティング。訪問内容の打ち合わせである。ギフトや歓迎会、授業見学、文化交流などの内容や時間について話し合う。1時間ほどで終了し、帰宅。

2時間ほど姉妹都市のことでメールや資料作成。12時半に町の日本食レストランへ。この姉妹都市が正式に成立する前から草の根文化交流を始め、最初に姉妹都市協会の会長となったS氏、町の理事の1人(ニューイングランドの町には町長はいない。数名の理事によって運営される)とミーティング。現在の交流プログラムは協会とはまったく関係なく行われている。協会がまったく活動しておらず、現在の会長が協力を拒んでいるためである。しかし、姉妹都市の公的な書類など、すべて協会が保管しており、その問題をどうするか、という話し合いだった。理事会で町役場直属の委員会を発足させることになるらしい。

町役場の職員や役員とボランティアの市民で構成される委員会ということで、どうやら私も参加することになるようだ・・・。この委員会が出来れば、少しは仕事の分担や能率化もはかれるだろうし、全面的に町役場のバックアップがもらえることとなる。時節柄、予算はおりないだろうが、すくなくとも寄付金集めのイベントを開催したり、地元のビジネスからスポンサーを募ることも可能になる。

今まで事実上、私とS女史だけで切り回してきたプログラムだが、一番心配だったのは、なんらかの理由で私たち2人のいずれか、あるいは両方がこのプログラムに携わることが出来なくなった場合、このプログラムはすぐにダメになってしまうだろう、ということだった。

協会の会長だったS氏のケースがそれを如実に物語っている。S氏は20年の長きにわたり、1人で交流プログラムを切り回し、学生から大人にいたるまでたくさんの人々のグループを日本の姉妹都市及び、他の日本の都市へ連れて行き、また姉妹都市からの人々をわが町に迎え入れてきた。

自分がやっているからわかるが、これはものすごい量の仕事である。一銭の給料にもならずボランティアでやるのだから、よほどの情熱がないと出来ない。しかし、S氏が辞めたあと、協会には他に誰も、彼の後を継いでこのプログラムを続行しようという人がいなかった。また、そういうシステムも出来ていなかったのかもしれない。

私とS女史がずっと危惧しているのがそのことである。今のままでは、このプログラムは続かない。私とS女史も、永遠にずっとこれを続けるわけにはいかないだろうし・・・。だから、今のうちに、町役場のバックアップできちんと組織だてておくことは非常に重要なのである。そうやってシステムをきちんと作っていけば、将来誰が引き継いでも大丈夫だろう。

そう思って、少なくとも過去数年の資料だけでも整理しよう、と思って、訪問準備の合間にぼちぼちとデータを整理している。

さて、ランチミーティングが終わり、2時に帰宅。30分ほどまた作業してから今度は町役場へ。今年は姉妹都市25周年で、市長一行が生徒に同行してわが町を訪れる。そこで盛大な歓迎会兼25周年記念式典が行われるのである。私は町役場に頼まれて、その実行委員会のメンバーになっている。こちらは、正直私の全責任ではないので気が楽である。私の役目は、日本とのコミュニケーションやアドバイスといったところ。まあ、中学生たちのスケジュールだけで正直いっぱいいっぱいなので、町役場の人が手際よく準備を進めているのを感心しながら眺めている(笑)。それでも日本へ質問事項をメールしたり、やることはそれなりにあるのである。

中学生訪問の準備の方は、昨年に比べるとちょっと勝手がわかったので、仕事は山のようにあるとは言え、少しは気が楽になったかもしれない。滞在中のスケジュールもほぼ決まってきた。予約を入れるものはほとんど入ったし、学校訪問も高校以外はほぼ決定。

今日木曜日は逆にこちらから日本の姉妹都市に行く生徒たち(中高混合チーム)とのミーティングである。今夜のテーマは「日本でのマナー」。ま、私がマナー講座なんておこがましいんだけど(笑)。

まずはお箸のマナーから、ということで、割り箸を配って練習させる予定である。あと、お箸のタブーも教える予定。こっちの子供は日本食屋とか中華料理屋にいくと、すぐ箸を両手に持ってドラムスティックがわりにしたりするので・・・。

そんなわけで、春休みとは縁遠い一週間。でも姉妹都市の仕事がはかどるのでありがたい。そういえば、ちょうど一年前は、音楽教室もお休みして、ワシントンDCに旅行に行ったんだった。あれからもう一年とは、早いものである。

忙しい季節の到来

  • 2009.03.07 Saturday
  • 12:15
二月はほとんどブログを書かずに過ごしてしまった。

2月の6日からほぼ2週間、インフルエンザで寝込んでしまったのが一番大きな原因である。熱は三日で下がったのだが、その後体力が回復するまでに相当の時間がかかった。仕事は音楽教室も大学も、各一日だけの休みでなんとか復帰したのではあるが・・・。

ありがたいことに、2月の第三週は公立の小中高校がお休みで、それに合わせて音楽教室もお休みであり、しかも月曜が祭日だったため、大学は火曜日が月曜スケジュールになって、私はこの週、一日大学に行くだけですんで非常に助かったのである。ほとんど寝たきりの二週間だった。

我が家のかかりつけの先生は、やたらに処方箋を出さないし、症状を電話で相談すると、
「とにかく解熱剤と水分補給で、後はひたすら休むのみ。ウイルスだから抗生物質も効かないし、時間だけが回復の道です」
と言われてしまった(笑)。

唯一の救い(?)と言えば、普段は人懐こいものの、膝にのったりぴったりくっついて寝たりということを絶対にしない猫のミケが、私が高熱で寝込んでいる間、ぴったりと寄り添って始終添い寝してくれたことである。心配してくれたんだ、と思いたい・・・(しかし実際はおそらく、高い熱で火照った体が湯たんぽみたいで気持ちよかったんじゃなかろうか・・・笑)。

そんなミケは最近このポーズがお気に入り。(クリックで拡大します)やっぱりこういう「自分大好き」な感じが猫だなあ(笑)。
鏡に見惚れるミケ

また、熱が下がっても体力が全然なく、頭痛がひどかったので、コンピュータもいじれなければ、テレビを観ることも出来なかった。かといって、2週間眠り続けるのも不可能である。というわけで、ここでおおいに役に立ったのが、iPhoneである。青空文庫からひたすらダウンロードして、たくさん日本の本を読んだ。中でも面白かったのは、岡本綺堂の「半七捕物帳」である。これは全部読破した(笑)。その他にも久生十蘭の「顎十郎捕物捕物帳」など、時代物が面白くて、目が覚めている間はずっとベッドの中で読んでいた。

普通の本より軽いので、ベッドで仰向けに寝ていても手が疲れずに読めるありがたさをしみじみ感じた。iPhoneの読書はさらにアプリも充実してきたが、それはまた別の機会に・・・。

やっと体力が元に戻った、と感じたのは2月の第四週で、その二週間分、出来なかったことに追いつくのに追われて、あっというまにもう三月も二週目に入ろうとしている。早いものだ。

4月にはボストン郊外北岸の町で、5月末にはニューヨークのマンハッタンで、それぞれグループのライブがあり、違うプログラムなのでそのリハーサルも忙しい。そして、四月に日本からやってくる姉妹都市の中学生グループの準備、7月にわが町から姉妹都市へ行く中高生グループの準備、大学のクラスの中間試験の準備、と家にいる間はほとんど休みなくラップトップとにらめっこの生活が続いているが、それに加えて、一昨日は大学でコンサートがあった。
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