今日は待ちに待ったオフの日。ところが、どうもウイルス性胃炎になってしまったらしく、どうも調子が悪い。前の冬のときほど激烈ではなかったけど、ちょっとだるくて胃が痛いので、午前中医者に行く。多分48時間以内には治るだろうから、胃腸薬を飲んで、あとは、野菜を避けて(繊維が下痢を悪化させるので)パン、ライス、肉類、ヨーグルトだけにしておきなさい、あと、塩分もしっかり取るように、と言われる(笑)。普段心がけているのと逆の食事だ。今夜は中華でも食べに行こうかな(笑)。
ちなみに、このお医者さんは、ずっと夫がかかりつけの人で、私もこれからかかりつけのお医者さんとしてお世話になる人だ。何か他の専門医が必要なときも、この人の紹介で、という形になるらしい。Primay Care Physician、略してPCPと呼ぶ。うちから近いところで小さなオフィスを構えている。ピアノが好きな人で、職業を聞いた途端目が輝く。20世紀の偉大なピアニストの話ですっかり花が咲いた(笑)。というよりも、診察は10分くらいだったのだけど、先生がひたすら子供の頃ニューヨークでコンサートで聞いたピアニストの数々(ルービンシュタイン、ギレリス、ルドルフ・ゼルキンなどなど・・・)の話や、今も活躍中のポリーニ、アルゲリッチ、ブレンデルなどの話が止まらなくなり、それで45分くらい話す羽目になった(笑)。オフィスにはアップライトピアノまであり、患者がいないとどうやらピアノを弾いているらしい!ピアノも少し試させてもらう(こういうときは試さないとむしろ失礼なので)。
こういうお医者さんなら、また楽しく来られそうで良かった。道理で夫がお気に入りなはずだ・・・。
そんなわけで、本当は頑張ってクリスマスショッピングに行く予定だったのをあきらめる。でも義母へのクリスマスプレゼントだけは買ってきた。フロリダの家で義母が使っている台所用品は、義父の父が亡くなって家を受け継いだときにそのまま引き継いだもので、40年くらいたっているものだから、かなり古いし、あまりサイズも揃っていない。といっても、一年の三分の一くらいしかいないので、義母もわざわざ買い揃える気もしないまま、今まで来たようだった。今回私たちがでかけたとき、テフロンのフライパンが傷だらけになっていて、これではあまりにも身体によくないので、私と夫で新しいフライパンを買ってプレゼントしたのだけど、それがヒントになって、新しい鍋セットを買ってあげることにしたのだ。
その後、毎年の車検に行く。今の車を買ってちょうど一年になるので今月が車検の月だ。マサチューセッツ州では、毎年一回。手数料は29ドルで、日本の車検とは違って、ヘッドライトがちゃんとつくとか、マフラーがちゃんとしているかとか、そんな感じの簡単な検査で10分もあれば終了する。ステッカーはフロントグラスの右下に張られて、ステッカーに表示されている月の末までに車検を終了して翌年のステッカーに張り替えなくてはいけない。
その後帰宅して、クリスマスプレゼントの包装をしながら少しのんびり。そのときにケーブルのPPV(有料で個別の映画を指定して観られる)で観たのがこれ。
オーシャンズ13 (HD-DVD)
シリーズ3作目。
一作目のOcean's Elevenはフランク・シナトラの映画のリメークで、オリジナルとはかなり違っていたけれど、意表をついた展開があちこちにあって、とても面白かった。二作目はテレビで観たのだけど、タイミングが悪かったのか、途中で寝てしまって全然覚えていない。そして三作目のこれ。
なかなか面白かった。でもやっぱり一作目が一番新鮮だったかな。
今回の目玉はやはり、アル・パチーノとエレン・バーキン、そして、マット・デーモンだろうか。マット・デーモンは今年のPeople誌でSexiest Man Aliveに選ばれた。(ちなみに昨年はジョージ・クルーニー)
(以下はネタバレも入りますのでご注意ください)