ハリポタ漬けの一週間の色々

  • 2007.07.29 Sunday
  • 17:43
日本から戻ってほぼ三週間、仕事は週に1−2日、それも半日以下、という感じで、夏休みらしい時間を過ごしたが、やっと身体も心も「日本ボケ」が抜けてきたようだ。今週からはまた忙しくなってくるのでそろそろ気を引きしめたいところ。

読書もたくさんしたし、読書掲示板の方では、まだまだ続くハリポタ7巻談義も忙しく(笑)、趣味に没頭するのがリハビリ、という感じだったかも。

今週は、木曜日にお友達のKさんと待ち合わせてうちの近くにあるヒマラヤ料理店、Kathmandu Spiceで食事。もうすぐシカゴへ引っ越してしまうので、その前に一度ゆっくり、というわけだ。今年の5月31日のブログで紹介したお店である。今回は、一緒にアペタイザーを三種取ってメインは無し。前にも取った辛いけど美味しいポテトサラダ、モモという名前の餃子、そして生のマグロを入れてさっと揚げた春巻きなど、前にも食べたお気に入りのメニューだ。その後デザートを取った。ここのデザートは初めてである。
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読書レビュー:フロスト警部一冊目

  • 2007.07.28 Saturday
  • 22:01
Frost at Christmas (Crime Lines)
Frost at Christmas (Crime Lines)
R. D. Wingfield

邦訳はこちら↓
クリスマスのフロスト (創元推理文庫)
クリスマスのフロスト (創元推理文庫)

読書掲示板のメンバーが読んでいたのを見て、タイトルが面白いなあと思っていたら、シリーズ最初の3−4冊が行きつけの古本屋にあったので衝動買いしてしまった。

その一作目である本作。

クリスマスの2−3日前から話は始まり、Dentonの町に住む高級売春婦の幼い娘、トレイシーが行方不明になる。事件の捜査を担当したのは、有能なAllen警部だが、運悪く、急病で入院し、署長(?)の一番嫌いなフロスト警部が急遽、担当に回される。だらしなく、下品で身なりも汚らしいフロストは、上司には嫌われているが、部下や同僚には実は人気がある上、勇敢な行動でメダルももらっているのである。おりしも赴任したお偉いさんの甥っ子、バーナードを助手に、フロストの勘に頼った捜査活動が展開する。

なかなかみつからないトレイシー。しかし、その捜索にともない、フロスト警部はとんでもなく昔の事件にぶちあたる・・・。

(以下はネタばれも含みますのでご注意ください)
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映画レビュー:Harry Potter and the Order of the Phoenix

  • 2007.07.25 Wednesday
  • 10:45
原作の7巻も無事読み終わったところで、昨日火曜日の夜、近くの町のIMAXシアターでHarry Potter and the Order of the Phoenixの映画を観てきた。

IMAXの巨大スクリーンと音響の迫力は素晴らしく、おまけに、最後のクライマックスは、なんと映画が3Dになっているという趣向!画面の下にメガネマークが点滅し、観客がいっせいに入口でもらった3Dメガネをかけて立体映像を楽しむ、というものだった。

原作では最も長く、話もかなりしんどい(笑)のが5巻で、他の巻と違って、これは読むのに1週間近くかけた記憶がある。ストーリーがイライラするので、ストレスがたまって一気読みできなかったのである。

今回一緒に映画を観たのは、日本人の友人と夫。友人は、日本語版のハリー・ポッターを読んでいるので、まだ彼女が読んだのは6巻まで。映画は今までのは一通り観ている。

夫はハリー・ポッターシリーズを全然読んでいないのだが、IMAXなら観たい、ということで同行(笑)。前回の4作目の映画も、IMAXで一緒に見ているが、それ以前の映画は観ていないので、あんまりストーリーは把握していない(笑)。

以下は、5巻(原作、映画ともに)のネタバレになります。未読の方、まだ映画を観ていない方はご注意ください。
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読書レビュー:ハリー・ポッター最終巻(ネタバレ無)

  • 2007.07.21 Saturday
  • 23:45
Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)
Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(US)
J.K.Rowling

全世界が待ちに待ったと言っても過言ではない、ハリー・ポッターシリーズの7巻。完結編である。このブログにはネタバレは書かないので、未読の方もご安心ください。

私がこの本を入手したのは、近所の古本屋。ここは特別注文も受け付けてくれて、今回、ハリポタの7巻も予約受付していたのだ。隣にある劇場と提携して、金曜日の夜、コスプレコンテストや、ハリポタクイズ大会など、特別イベントも色々行われたようだ。
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映画レビュー:The Devil Wears Prada

  • 2007.07.15 Sunday
  • 22:30
プラダを着た悪魔 (特別編)
プラダを着た悪魔 (特別編)

テレビのOn Demand(ケーブルで、好きなときに好きな映画が観られる。コマーシャルフリー)で観たもの。

アン・ハザウェイ、メリル・ストリープ、エイドリアン・グレニアー、スタンリー・トゥッチ、サイモン・ベイカーなどの好キャストで軽快に仕上がった作品。女性にとっては、中に登場する先端のファッションももちろん見逃せない。

主人公アンドレア(アン・ハザウェイ)がどんどんきれいになっていく姿も楽しいし、上司のミランダ(メリル・ストリープ)の無茶苦茶な命令を、機転とやる気でこなしていく姿も楽しい。鬼編集長のミランダは、実際にVogueの編集長、アン・ハザウェイがモデルだと言われているが、このハザウェイ女史、カリスマ編集長として、日本のファッション雑誌にもしょっちゅうその着こなしが掲載される。原作の著者は彼女のアシスタントをしていた、ということで、著者が否定しても、やっぱり、見る人は彼女と比べてしまうんだろうなあ、とちょっと気の毒になる(笑)。

HBOのドラマ、Entourageに出ているエイドリアン・グレニアーは、ちょっと他の「イケメン」俳優とは違った、かわいい顔立ちで、永遠の少年っぽさも漂い、大変個性的でチャーミングである。私の大好きなスタンリー・トゥッチ(Shall We Dance?など映画やテレビで活躍する個性派)もいい味を出している。

終わり方が爽やかなのもよく、気楽に楽しめるいい作品。

読書レビュー:藤沢作品3冊

  • 2007.07.09 Monday
  • 22:06
日本から帰ってきた直後に読んだ藤沢周平作品3冊のレビュー。
隠し剣孤影抄
隠し剣孤影抄

隠し剣秋風抄
隠し剣秋風抄

霧の果て―神谷玄次郎捕物控(画像無し)

「隠し剣」二冊は、日本に行く前に、日本のアマゾンで取り寄せたもので、「霧の果て」は、日本で、アメリカに戻ってくる飛行機で読むため、成田空港の書店で購入したものである。
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映画レビュー:Night at the Museum

  • 2007.07.08 Sunday
  • 11:27
ナイト ミュージアム
ナイト ミュージアム

日本からLAに戻ってくるとき、飛行機内で観た映画。

ベン・スティラーは好きなコメディアンなので(テレビで、ベン・スティラー・ショーをやっていたときから)、彼の映画は映画館に行かなくても(笑)、テレビやDVDで観ることが多い。この映画はほのぼのしていて、適度に神経質で、適度にいい奴、という、彼らしい持ち味が出ていて楽しかった。

以下はネタバレになりますので、ご注意ください。
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読書レビュー:修道士カドフェル7巻

  • 2007.07.08 Sunday
  • 10:17
The Sanctuary Sparrow (Brother Cadfael Mysteries)
The Sanctuary Sparrow (Brother Cadfael Mysteries)
Ellis Peters

邦訳はこちら。
聖域の雀―修道士カドフェルシリーズ〈7〉
聖域の雀―修道士カドフェルシリーズ〈7〉

日本旅行に持って行き、滞在中に読み終えた本。最近分厚い本が続いていたので、短く感じた。

(以下ネタバレになります。ご注意ください)
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日本旅行12(実家、東京)

  • 2007.07.08 Sunday
  • 09:42
7月4日。アメリカでは独立記念日だが、日本は平日。朝、世話役のSさんと母の友人S夫人のあたたかいお見送りをいただいて、長岡京を出発。JRで京都駅へ行き、そこから新幹線こだまで実家へ。少し時間があったので、京都駅のカフェで一服し、夫は朝食代わりにチーズケーキを食べた。私は駅弁を買って新幹線に持ち込む。

京都の駅弁







駅弁の名前は「花瓢(はなひさご)」。ご飯は、白飯と赤飯。煮物は、にんじん、かぼちゃ、サトイモの煮物、ひじきとコンニャクを油揚げで包んだもの、小さなイカなど。揚げ物はエビフライ、そしてゆで卵、しし唐、ひじきと大豆の和え物。お新香は小ナスと大根。お値段1000円。けっこう食べでがあって美味しかった。特にお新香と煮物はさすがに京風。大満足で、まもなく三島駅に到着。
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日本旅行11(奈良・お別れ会)

  • 2007.07.03 Tuesday
  • 23:42
長岡京最後の日。今日は昼間は自由行動で夫と奈良へ行き、夕方はお別れ会。明日水曜日の朝、長岡京を発って、実家へ戻り一泊。その翌日木曜日は東京で一泊して、金曜日に成田からロサンジェルスへ、ということで旅も終わりに近づいてきた。大分疲れてきてはいるが、まだまだ、バテるわけにはいかないのである!

近鉄奈良駅







まずは朝、JRで長岡京から京都へ、そしてそこから近鉄で奈良行きの急行にのる。子供の頃、近鉄で奈良から京都へよく来たが、思ったより遠い。道理でそんなにしょっちゅうは来なかったわけだ、なんて思う。近鉄奈良駅に到着すると、思ったより変わっていないので、とても感慨深い。私の家族は私が2歳から7歳の時まで、奈良の桂木団地という公団住宅に住んでいた。最寄のバス停が「大安寺」という停留所で、そこからこの近鉄奈良駅まで二年間、バスで幼稚園に通ったのである。だからここは本当に懐かしい。ビルを出ると、噴水のてっぺんに行基の像がある。奈良時代の僧侶で、大仏建立にも力を尽くした行基のこの像、私の記憶にはなかったのだが、後で写真を見せると姉が懐かしがっていたので、おそらく当時からあったのだろう。
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