ネパール料理を堪能

  • 2007.05.31 Thursday
  • 23:09
今日は、前から行ってみたいと思っていたネパール料理の店に行った。Kathmandu Spiceという名前の店で、ヒマラヤ料理、という触れ込みである。ヒマラヤ料理ってどんな感じ?と、私は前から興味津々だったので、今日、外食しようという話になったとき、夫にどこがいい?と聞かれて、ここにしよう、と提案したのだった。

この店舗は、以前好きだったインド料理屋だった。この町にはインド料理屋が他にも2軒あり、そのうち1軒がダントツの人気を集めて、結局ここともう1軒は閉店する羽目になってしまったのである。競争社会は厳しい・・・。

そして、その後オープンしたのがこのKathmandu Spice。ネパールはインドにも近いし、インド料理にも似ているんだろうけど、きっと色々違う部分もあるだろう。どんな感じなのか、ワクワクしながら店に入る。
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ボストン美術館

  • 2007.05.28 Monday
  • 22:54
Renes Cafe








今日月曜日はメモリアルデーでお休み。五月最後のウィークエンドなので、またまたBank of America のMuseum on Usを利用して、ボストン美術館(Museum of Fine Arts、通称MFA)に行くことにした。まずは近所のカフェでブランチ。ここは美味しいオムレツ(と言ってもアメリカ風)が食べられるのだが、サービスが遅いのが難点。週末のブランチでウェイトレスさん一人では無理もないけど・・・。写真は夫が頼んだトマトとモッツァレラチーズ、それにバジルのオムレツ。といっても半熟に焼いた卵焼きの上にそれらの具が載っているというスタイルで、なかなかいいアイデアだな、と思った。家でも作れそうだ。

MFA入り口二景







週末でもあり、観光シーズンも始まりつつあって、MFAに着いてみるとなかなかの盛況。今回はBank of Americaのカードを見せて無料入場だが、普通なら大人料金がなんと17ドル!ずいぶん高くなったものだ。私が最初にボストンに来た頃に比べると倍以上の値上がりである。これなら、何回も来る人は年会員になってしまった方が安上がりだ。今、MFAは大規模な建て増し中で、それもあるのかもしれない。ちなみに美術館の創立は1870年だが、現在の場所に移転したのは1909年。オリジナルの部分は写真右のように大理石を多用して格調高い造りになっている。
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フェンウェイ球場、コープリー広場、ハーバード広場

  • 2007.05.27 Sunday
  • 21:30
フェンウェイ球場1








日曜の朝、日本へのお土産を買いにフェンウェイ球場へ。ご存知、松坂大輔(Dice-K)と岡島(Okaji)の日本人2投手を擁して現在快進撃中のレッドソックスの本拠地である。今日はレッドソックスはテキサスで試合をしているので、球場界隈は静かなものだが、お土産屋さんは毎日朝9時から営業しているのだ。

アメリカで一番古い野球場であるフェンウェイ球場。何度か再建や移転の話も出ているが、地元ファンは強力に反対している。最近はレッドソックスが強く、チケットも入手しにくくなり、高価になったが、私がボストンに来たばかりの頃は、学生向けの安いチケットもあって、いつ行っても当日券が買えたものだ(笑)。しかし今では、全国でも最もチケットが入手しにくいチームの一つとなった。ボストンの熱心なファンは、ボルティモアオリオールズ(メリーランド州)の本拠地まで、レッドソックスの遠征試合を観に行く。その方が、飛行機代を入れてもボストンでチケットを買うより安上がりだったりするらしい。

お土産屋さんがある通りには、日本語のサイン(写真右)まである。松坂(最近は岡島の人気もすごい)がもたらす日本からの観光客の「経済効果」に対するボストンの期待の大きさを物語っているのである。事実、既にボストンからの観光客はこの夏大幅に増加しているのだ。
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読書レビュー:タムール記2巻

  • 2007.05.26 Saturday
  • 07:35
The Shining Ones (Tamuli)
The Shining Ones (Tamuli)
David Eddings

5月20日のブログに書いた1巻から一週間で読んでしまったこの2巻。とにかく面白い!

邦訳はこちら(上下2巻)↓
青き薔薇の魔石
青き薔薇の魔石

暗黒の魔術師
暗黒の魔術師

この巻では、正体が明らかになった敵側の神様とその手下たちに対抗するべく、聖騎士スパーホークとその妻、エレナ女王、そしてタムール帝国の皇帝サラビアン、それにエレシア諸国とタムール帝国とその配下の諸国の精鋭たちが大活躍する。幼女神アフラエルと、無事取り戻したそこしれない力を秘めた宝石、ベーリオンの力を借りつと共に、多くの異なる才能を持つキャラクターたちが、政治、武力、魔法、戦略と色々な面から敵の攻略に励む。

(以下はネタバレになりますのでご注意ください)
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読書レビュー:時代を先取りしていた鬼才のエッセイ

  • 2007.05.24 Thursday
  • 16:20
再び女たちよ!
再び女たちよ!
伊丹 十三

1972年に発行されたエッセイで、名作女たちよ!(1968年)の続編にあたる。
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オーディオブック

  • 2007.05.23 Wednesday
  • 11:00
私は普段通勤時間が長く、車に乗っている時間が長い。ミュージシャンでありながら、仕事以外で音楽を聴くのがあまり好きでないため、ラジオでニュースやトーク番組を聴くことも多いが、それ以外に私が大好きなのがオーディオブックである。CDブックは、完全版とダイジェスト版があるが、できればやはり、完全版がいい。朗読CDは読む人によって色々個性があり、とても楽しいのだ。日本にいたときも、ラジオドラマや朗読の番組がけっこう好きで、よく聞いていたのだが、それと同じような楽しさだ。

最初にそろえたのが、The Lord of the Rings。これは全部で40枚以上あるボックスセットを購入した。これは朗読ならではの楽しさが満載で、たくさん出てくる歌もちゃんとメロディーをつけて歌ってくれるのがとても楽しかった。

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読書レビュー:タムール記1巻

  • 2007.05.20 Sunday
  • 19:45
(5月24日追記ー間違えて二巻の画像を表示していたので正しい巻に取り替えました)
Domes of Fire (Tamuli)
Domes of Fire (Tamuli)
David Eddings

邦訳(上下二巻)はこちら↓
聖騎士スパーホーク
聖騎士スパーホーク
デイヴィッド・エディングス

炎の天蓋
炎の天蓋
デイヴィッド・エディングス,宇佐川 晶子

エレニア記(The Elenium)(全三巻)の続編に当たるタムール記(The Tamuli)の第1巻。

前作エレニア記では無事、エレニア国を初めとするイオシア大陸諸国を邪神アザシュの野望から救い、幼女神アフラエルの指示に従って、とてつもない力を秘めた宝石、ベーリオンをどことも知れぬ海底に葬った騎士、スパーホーク。しかし、息つく暇もなく、隣のダレシア大陸の大国、タムール帝国の皇帝の使者がスパーホークと妻のエレナ女王を訪れる。ダレシア大陸で次々と不思議な現象が起き、帝国の安全が脅かされていると言うのだ。スパーホークしかこの事象に立ち向かえる人材はない、と言う。

前回の旅の仲間たちに加えて、教会の高僧エンバンと女王自身も共にタムール帝国に向かうことになった。旅の途中で彼らを襲うグループの数々は、伝説の中にしか存在しないはずの生き物たちや過去に滅びた民族など、謎に包まれている。タムール帝国の首都、マセリオンに到着し、皇帝サラビアンと協力して実態を調査するスパーホーク一行。しかし、すでに敵の手はマセリオンに伸びていた・・・。

(以下はエレニア記全巻とこの本のネタバレになりますのでご注意ください)
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夏に向けての色々

  • 2007.05.19 Saturday
  • 21:17
土曜日の夜、ひさびさの更新である。

今週の水曜日で大学の仕事が終了した。9月まで夏休みだ。この学期はとてもいい学期だった。生徒たちが全員良く努力してくれて、ピアノの方の生徒たちも、それぞれよく伸びたし、声楽の生徒たちもよい演奏をした。この学期は生徒たちのリサイタルも多く、スケジュール的にはせわしなかったのだが、皆よく練習してくれて準備万端だったので、こんなに心配せず、ストレスもためずにすんだ学期は珍しい。

学期で一番最後のコンサートは、声楽のクラスによる歌曲とオペラのコンサートだった。前半は英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語などバラエティにとんだ歌曲の夕べで、クラスでやった曲の中から選んだものだ。

後半は、モーツァルトのオペラ三作から抜粋したシーン。
「ドン・ジョバンニ」から、ドンナ・エルヴィーラ、レポレッロ、ドン・ジョバンニの三重唱(第二幕冒頭)、ツェルリーナのアリア(第一幕)
「フィガロの結婚」第二幕のケルビーノのアリアから伯爵夫人、スザンナ、伯爵を巻き込んだドタバタが続くシーン(ケルビーノが窓から飛び降りるまで)と、伯爵とスザンナの二重唱
「魔笛」から、パパゲーノとパパゲーナの二重唱

それぞれ簡単なステージングで演じられたが、どれも生徒がよく頑張ってくれた。特に「フィガロの結婚」はかなり長いシーンで、レチタティーヴォ(セリフをメロディに載せるが、リズムは話すリズムに近い)も多く、大変だったが、コミカルなシーンで客席からの反応もよく、笑いの沸き起こる中、アンサンブルもしっかり歌いきって声楽の先生も私も満足だ。
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新緑とマスタードチキン

  • 2007.05.12 Saturday
  • 22:44
今年は春がなかなか来なかったボストンだが、先週末にやっと暖かくなり、一斉に桜を初めとする多くの花が満開となった。

木曜日は突然30度を越えてエアコンをつける羽目に。本当にニューイングランドのお天気は予測がつかないのである。

しかし疲れがたまっていたようで、夫は先週の結婚式のあたりから風邪を引いてしまい、咳が止まらず、私も移ってしまったようで、少し咳が出る。夫はそれに加えて少し花粉症も入っているようで辛そうだ。なかなか咳が止まらないので、週末明けには多分病院に行くことになるだろう。治るまでちょっと心配である。

私の方はやっと少しスケジュールが落ち着いて、この間の月曜日の夜は、夜9時に帰宅してからひさびさに料理した。火曜日のためにクリームシチューを作ったのである。6月までは、月曜日と水曜日は、夫は町のタウンミーティングに出ているので、夜遅い。しかし、私の大学は来週の水曜日で終了となるので、もう少し家で手料理が作れるようになりそうだ。
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読書レビュー:エレニア記完結編

  • 2007.05.07 Monday
  • 22:12
Sapphire Rose (Elenium)
Sapphire Rose (Elenium)
David Eddings
邦訳はこちら↓
聖都への旅路―エレニア記〈5〉
聖都への旅路―エレニア記〈5〉
神々の約束―エレニア記〈6〉
神々の約束―エレニア記〈6〉
エレニア記の1巻、The Diamond Throne(3月29日のブログ参照)、2巻のThe Ruby Knight(4月15日のブログ参照)に続いて、完結編である。

無事にベーリオンを入手し、女王エレナを無事救うことができたスパーホークだが、まだまだ色々問題は残っている。カレロス(ヴァチカン市国のようなもので、エレネ教会の総本山)での総大司教の選挙でアニアスが勝つのを阻止し、迫り来る軍隊をはねのけ、そしてアニアスや、スパーホークの宿敵である背教の騎士、マーテルを操る古き邪悪な神、アザシェとの対決、そして危険な存在であるベーリオンの処理。男たち(と女たち)の旅はまだまだ続く!

(以下は結末などのネタバレも含みます)
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また、ボストンの観光などについて個別でご質問をいただくことがありますが、なかなか個別の質問にはお答えする時間がありません。申し訳ありませんが、ボストン関連の掲示板などで質問されることをお勧めします。リンクにボストン情報の掲示板のリンクがありますので、どうぞご利用くださいませ。

最後にこのブログに掲載されている写真、文章などすべての内容の転載は固くお断りします。どうかご遠慮ください。

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