ラップトップコンピュータその後

  • 2006.02.28 Tuesday
  • 23:16
今年のボストンは暖冬で、雪もそれほど降らず、昼間の最高気温も摂氏15度を超えることが多かった。一番寒いはずの1月、2月も同様で、思わずコンコンとその辺の木製品を叩いてしまう毎日だ。(何かいいことについて言及したとき、それによっていい運が逃げないように、木でできたものを軽く叩くこちらの迷信)

しかし、ここ2日ほどはけっこう寒かった。昨日の朝、仕事のため家を出たときの気温は零下15度くらい。昼間もやっと零下5度くらいまで上がったものの、今年の暖冬ですっかり甘やかされた身体には、かなりきつい寒さだった。

さて、先週末購入したラップトップだが、家のデスクトップとファイル共有できるようにして、出先でよく使うファイルなどはラップトップに移したりして、だんだん環境が整ってきた。大学でも、IT部門のスタッフに設定してもらって、ワイヤレスインターネット、そしてワイヤレスで音楽学科のオフィスのプリンターに接続、印刷ができるようになったのである。音楽学部の校舎内はほとんどどこでもワイヤレスが使えるのもありがたい。
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映画レビュー:Capote

  • 2006.02.26 Sunday
  • 13:10
買い物の後、彼と映画 Capoteを観に行った。

カンザスで農場の一家4人が惨殺された。この事件に関心を持ったトルーマン・カポーティはノンフィクション小説(後の「冷血」)を書こうと決心し、NYからカンザスへ取材に赴く。まもなく2人の男性が逮捕された。その1人であるペリーとカポーティの間に不思議な友情が生まれる。本を書くためにペリーを利用する一方、その友情に心を揺り動かされるカポーティ。そして控訴もむなしく、いよいよペリーと相棒の死刑が近づく・・・。
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稼がなくっちゃ

  • 2006.02.25 Saturday
  • 21:56
昨日今日と、買い物に明け暮れた二日間だった。
昨日は、前から必要になってきていたラップトップコンピュータを購入。予定していたよりやや予算オーバーだったが、かなりのバーゲンで、思っていたより良いスペックの物が入手できたので満足だ。これで、家でも大学でもワイヤレスでネットができるし、大学のオフィスにある、ものすごく古いMacを使わなくてすむ。(すぐクラッシュするし、他の先生と共有。生徒も使ったりするので、やたらに書類を保存できない)ラップトップは初めてなので、いろいろと慣れなくて戸惑っているが、少しずつデスクトップからファイルを移していこうと思う。デスクトップは購入して4年になる。けっこう調子が悪いので、今年中に成仏しそうな予感だ。外付けハードディスクでバックアップは毎日取っているので、その点は心配ないのだけど・・・。
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日本の中華料理を彷彿とさせる店

  • 2006.02.23 Thursday
  • 23:18
昨日は、前からずっと楽しみにしていた夕食会。1月にも書いた、わが町の住民メーリングリストの有志が主催する会で、毎月一回、普通は町の中のレストランで、希望者が集まって食事する。

今月のお店は、前回の夕食会のときに話題となり、大いに盛り上がった台湾料理の店、S。これはわがA町ではなく、隣のB町にある。私は、以前中華料理命の親友に連れて行ってもらって、そこの飲茶のおいしさにすっかり感動した覚えがある。いついってもものすごく繁盛していて、おまけにほとんどのお客さんが、台湾の人たち。中華街の店よりおいしいらしい。

今回はまだ未体験のディナーとあって、わくわくしながらお店に到着。彼も私も仕事場から直接それぞれの車でやってきた。前回の夕食会で知り合いになった人たちの顔が並ぶ。

さて、お食事の方だが・・・。
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連休の過ごし方

  • 2006.02.20 Monday
  • 21:35
今日はPresident's Dayでお休み。ワシントンとリンカーンの誕生日が二月なので、それに由来する祭日だ。

昨日は、朝から彼と一緒に地元の選挙パーティへ。四月の町選挙に向けて、教育委員会、セレクトマン(町長がいない代わり、5人のセレクトマンが町を運営する)、タウンミーティングメンバーのうち任期の切れる人たちが再立候補、あるいは新しい候補者が出現するなどで、これから選挙活動が活発になるのだ。

土曜日も教育委員会のメンバーの再立候補のパーティに行ったが、日曜日は、セレクトマンの1人。土曜日はカクテルパーティで、日曜日は朝食パーティだ。町の民主党委員会でも活発に活動している彼は、ほとんどの人が知り合いで、いろんな人と会話がはずむ。政治のことはあまりよくわからない私だが、この町の住民と知り合える、良い機会なうえ、自分の知らない世界だけに面白い。

候補者の演説を聞いた後、こんどはボストンのガードナー美術館へ。親友のKが演奏するコンサートを聴くためだ。優秀な管楽器奏者の彼女がコンチェルトのソロをつとめるとあっては、行かないわけにはいかない。ガードナー美術館のコンサートシリーズは定評があり、ボストンの有望若手のクラシック奏者で構成された室内楽オーケストラが定期的に演奏する。
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ポツダム ロードトリップ 3日目

  • 2006.02.16 Thursday
  • 23:59
翌日起きると、外はふわふわ雪が舞っている。でも天気予報によると、雨に変わるそうなので、山岳地帯をのぞけば心配はなさそうだ。

ダイナーこ8時半にホテルをチェックアウトし、昨日生徒から聞いたダイナー、Eben's Hearthへ。ダイナーというより、朝食サービスもやっているバー兼レストランというところか。私はフレンチトーストと目玉焼きにベーコンのセット、Aは目玉焼き、トースト、ホームフライ(ゆでじゃがいもを炒めたもの)のセット。価格は5ドルくらい。ホテルなら8ドル以上取られるメニューだ。味もそれなりによくて、満足した。


Ebens Hearth前食べ終わって店を出ると、なんとかなりの雪になっていてびっくり。Aは今夜大学で7時半から教えなくてはならないのだが、もしこの雪が続くようなら、とても間に合わないかもしれない。道も滑るので慎重に運転しながらの出発となった。幸い、雪は一時間もしないうちにやんで、アディロンダック山のふもとを迂回するルートで南東の方角へ。昨日来た道とは、途中で分かれて、早めに高速に入るルートだ。
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ポツダム ロードトリップ 2日目(2)

  • 2006.02.15 Wednesday
  • 23:35
食事を終えて、ホテルの部屋で少しくつろぐ。電子レンジと冷蔵庫があるが、マグカップがない。フロントに電話して持ってきてもらったら、レストランで使う金ふちの受け皿付きだった。電子レンジに入れても大丈夫だとのことなので、持参のカモミールティーを入れて、テレビを見ながらのんびり。

コンサートドレスその後、化粧してコンサートドレスに着替えた。男性の伴奏だと、相手は必ず黒のタキシードなので、こちらは好きな色が着られて楽だ。今回は青と紫のグラデーションになっているドレス。スパゲッティストラップの方が、袖がじゃまにならないので気に入っている。靴はピンクグレーのサテンヒール、普段より化粧も濃い目にして、照明に備える。


6時にAと合流してSUNYのキャンパスへ。いまだに生徒代表からの電話はなく、何がどうなっているのかもよくわからないまま、音楽科のビルにあるコンサートホールへ。
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ポツダム ロードトリップ 2日目(1)

  • 2006.02.15 Wednesday
  • 22:28
朝型なので、6時半に自然と目が覚める。シャワーを浴びて身支度をある程度整えてから階下のレストランで朝食。いいホテルなのだが、これは失敗だった。ビュッフェスタイルだが、おいしくない。これなら、近所のおいしいダイナーを聞いておけばよかったと後悔したが、ウェイターがとても親切で、他のお客がいなくなったあと、このホテルの歴史について質問すると、親切に色々と教えてくれた。

QBホテル前景このQueensbury Hotelは、1920年代に、この町のビジネスマンが集まって共同で出資して建てたホテルだ。道理で昔の匂いがすると思った。Albanyに大きなイベント会場が出来る前は、多くの有名人がコンサートやショーでこの町を訪れた。ボブ・ディラン、ボブ・ホープ、ビリー・ジョエルなどなど。皆、このホテルに泊まったそうだ。


食後、Aがやっと起きたらしく携帯に電話してきた。まだ時間があるので、ホテルの周りを少し歩いてみる。ここ数日、二月とは思えないほどの暖かさで、コートも着ないでジーンズとセーターで歩いた。
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ポツダム ロードトリップ 1日目

  • 2006.02.14 Tuesday
  • 10:36
バレンタインデーの火曜日、午後4時まで大学で教えて、その後、同僚のバリトン歌手、Aと、それぞれの車で北西へ向った。

NY州ポツダムはボストンから約575キロ離れている。運転するのはAなので、今日のうちに道程の半分をすませて一泊し、明日のコンサートに備えようというわけだ。今夜の宿泊は、NY州都のAlbanyから北に一時間弱のQueensburyという町。

南マサチューセッツの大学から少し西へ向い、ロードアイランド州都のプロビデンスを通り抜けてそこからまっすぐ北上。ボストンとシアトルを結ぶハイウェイ、I-90に入る。ここで高速道路利用者のための無料の駐車場に私の車を停めて、Aの車に乗り込む。木曜日に帰って来た時、家に少しでも近い時点に車を置いておこうというわけだ。

ここからまずは一路東へ。I-90を西へ進むと、Albanyに到着する。そこからはI-87を北上してQueenburyに到着する流れだ。
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明日から旅行

  • 2006.02.13 Monday
  • 10:41
大雪から一晩明けて一晩明けてきれいに晴れ渡ったボストン。昨日と同じ窓から撮影。今日は教会の塔が二つともちゃんと見えます。大学は除雪作業のため、午前中お休みで、仕事は午後二時からの音楽教室のみ。出勤する彼が地下鉄駅の立体駐車場まで送ってくれて、車は無事ピックアップすることができた。除雪されたとは言え、道路にはうっすら雪が積もっている状態で、かなり滑る。ゆっくり慎重に運転して帰宅した。


オフになった午前中を利用して洗濯。明日から二泊ででかけるので、今日中にやっておかないと・・・。
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