アートと音楽

  • 2005.01.30 Sunday
  • 20:29
今日は華氏36度(摂氏2度)。外に出ても、露出している皮膚が痛くならない! そして屋根のつららからぽたぽた水が垂れる。道路のわきに高く積まれた雪も少しずつ溶け出して道に水溜りを作る。「うわ〜、あったかい! 春みたい!」(何かが間違っている・・・)
でも本当に零下10度(摂氏)かそれより低い温度が続いたので、身体がとても敏感になっているのだ。晴れだったこともあり、今日はまるで春になったかのような気分を味わえた(笑)。

午後1時から2月のクラシック室内楽のコンサートのリハーサル。

今日は特に楽しいリハーサルとなった。バイオリニストもチェリストも、10年以上の知り合いで、ほぼ同年代。学生時代からの知り合いだから女三人で和気あいあいと楽しく練習できる。今日はそれに加えてバイオリニストのパートナーの画家が一緒に来た。コンサート会場となる部屋でリハーサルできたので、たっぷりスペースがある。そこで彼女がリハーサルする私たちをスケッチし始めたのである。彼女とももうずいぶん長いこと知り合いなので、彼女の存在はまったく問題にならず、むしろ彼女に聞いてもらえてますます演奏に力が入るという感じだった。リハーサル後に彼女のスケッチを見せてもらう。プロの手法とはこういうものか、と感心させるような興味深いスケッチが約10点。わずか2時間弱の間である。全体をとらえたもの、一人一人をそれぞれ描いたものなど、線画あり、黒で墨絵のような筆タッチを線画に重ねたものなど、とても面白かった。スケッチも楽器演奏と同じようにウォームアップがいるのよ、ここ数日ずっとスケッチをしていて、腕があたたまっていたから、今日はとても描きやすかったわ、と彼女は言った。そういうものなのね〜、と感心する。

私は彼女の絵が好きで、まともに購入するようなお金はないけど、いつか彼女の絵を買いたいと思っているのだ。そう言ったら彼女はとても喜んでくれて、そのうち彼女たちの家へ絵を見に行くことになった。たくさんあるので、気に入ったのがあれば、正規の値段じゃなくてもいいから、譲ってあげるわよ、と言ってくれたのだ。春あたりにじっくり見せてもらいに行くことを約束。楽しみだ。

音楽とアートの同時進行。とても楽しく、インスピレーションあふれる時間だった。

本音と建前

  • 2005.01.29 Saturday
  • 20:14
もうずいぶん古いつきあいになるネットフレンドがウェブ日記で、「本音」について語っているのを読んで、ふと思った。

日本にいる人たちの多くは、多分アメリカ人に対してこんな印象を持っているんじゃないかな?

「アメリカ人はストレート。何でも思ったことを口に出す。本音と建前とかそういう微妙な駆け引きは理解できないし、しようとはしない」

私がアメリカに来て今年の秋で16年になる。まだまだ知らないこともたくさんあるけれど、人生のかなり多くの部分をもうこちらで過ごしたことになる。友達も今では日本人よりアメリカ人の人数の方が増えて来ている。職場では、ほとんど日本人がいないので、英語オンリー。

そんな中で私が感じているのは、「アメリカ人にも本音と建前がある」という、考えてみれば当たり前のようなこと(笑)。ただ、その区別の仕方、建前の表現のしかたや、本音の隠し方が日本とは違うだけのような気がするのだ。

日本と同じで色々個人差はある。それはあくまで念頭において・・・。

そして私の知っているのはボストン、つまりアメリカでも東海岸のカルチャーである。中西部、南部、西海岸と、それぞれ違う国かと思うほどに、カルチャーもお国柄も違う。中西部には3年ほど住んだが、人々の宗教観、政治観、国際感覚、どれをとっても、ボストンとはまったく異なる世界だった。いい悪いではなく、ただ違うのだ。

今の私は、自分に見えるアメリカのいいところも悪いところも、今ではそれなりに受け入れて、気持ちよく暮らしている。多分、英語のハンディが無くなったことと、カルチャーに慣れて、人付き合いなどもそれなりにアメリカ人に混じってもひどくストレスをためず、合わせてやっていけるようになったからだろう。どこまでは合わせて、どこからは自分を通すか、その辺の線引きができるようになると、とても楽になる。

そんな私から見たアメリカ人の本音と建前についてちょっと書いてみたい。あくまで個人的な経験を通しての意見だから、同じ環境で、同じ体験をしても、違う感想を持つ人もいるかもしれない、ということはあらかじめお断りしておく。

書き始めてみて、ちょっと大きなテーマを選んじゃったかな、と思うが始めてしまったものは仕方ない(笑)。

アメリカ人にも本音と建前はあるわけで、やっぱり親しくならないと本音が聞けない、ということは多々あるわけだ。それは相手に対する配慮からということもあるし、ある種の話題は避けるという文化的なものであったりもする。アメリカ人でもすごく遠慮する人もいて、そういう人だと、遠慮しているんだというところをこっちがくみとってあげないといけないし、逆に遠慮するとそのままストレートに取られて、失敗することもある。

具体的な例をあげるのは難しいのだけれど、抽象的に言うなら、アメリカ人の建前は「誇張する」ことだろうか? ほめたり、好意を示したりするときに、その度が日本の表現に対してとても強く感じられるので、最初は戸惑う。だけど、だんだんその中にあるものが見えてくる。好意の方は特に、来たばかりの頃、それで勘違いしちゃう日本人の女の子、けっこういたりする。相手はゲイなのに・・・(笑)。来たばかりだとまだ見分けがつかないから、なおさらよくあるケース。

まだ在米4年目くらいの頃、オランダから来てアメリカに住んでいる家族と話したことがある。そこのお母さんの言ったことに非常に驚いたが、今はなんとなく意味がわかるような気がするのだ。
「アメリカ人はヨーロッパの人にくらべて、全然直接的じゃないわよ〜。けっこう持ってまわった言い方するから、本音が見えにくい。オランダ人の方が全然すぱっと言うわね。正直、来たばかりの頃は相手の本音が見えなくてけっこうしんどかったわ。」

あと、イズミントの日記にからめて言ってみると、親しい同士では、こちらの方が礼儀正しいかも、と思うことはある。それがいいことなのか悪いことなのか、それはまた別問題。どっちがより心地いいか、それは個人の好みだろうから。

うーん、なんだかどっちつかずの文章になってしまったなぁ。反省。

結局三連休

  • 2005.01.28 Friday
  • 09:00
昨日(木曜日)も、結局大学の仕事はお休みに。
大学自体は休校じゃなかったのだけれど、木曜には私一人で教える仕事はなくて、他の先生とコンビでやるお仕事しかないのだ。で、他の先生がキャンセル。道路の状況がすごく悪いため(彼女も私も大学から高速を飛ばして1時間以上)と、今週の予定はほとんどなく、昨日もたった1時間の生徒たちとのミーティング(スケジュール決定のため)しかなかったからである。

で、結局またジムに行き、読書をし、ゲームをし・・・。
と言いたいところだが、遊んでばかりいたわけじゃない!(笑)
午後の数時間はコンピュータとにらめっこ。わがグループの3月のコンサートのためのいろいろな準備をしていた。メーリングリストの整理と、葉書の作成、アドレスラベルの印刷、Eメールのアドレスリストの整理や、送るHTML文書の作成などなど。私は電話などの渉外は苦手なので、それはアメリカ人の相棒がやっている。彼女はすばらしく人を説得するのが上手で、パブリシティや、仕事を取ってくるのがとても上手なのである。

私はその分、彼女の苦手な細かい仕事を担当している。データベースでメーリングリスト(お客さんとマスコミの両方)を管理し、葉書やチラシを作成し、(チラシは知り合いのグラフィックデザイナーに頼むこともある)写真のイメージを管理したり、ウェブサイトの変更に使う文章や写真のサイズ調整をするなど。そして新しいショーのたびに、シンガーの声に合ったキーでの楽譜の作成。全部の曲の楽譜をコンピューターで作成し、メンバーと、参加してくれるゲストミュージシャンに配る。デモCDのラベルやプロモーショナル用の書類をそろえるのも私の役目である。

自分たちでマネージメントをしていると、本当に大変である。音楽以外のことに大きく時間を取られる。でも、これがなかったら、私はマイクロソフトアクセスの使い方もわからなかっただろうし、コンピューターのことも今ほど知らないだろうと思う。(といっても全然人に誇れるレベルではないが)

今日は午前中はそのグループのミーティング兼リハーサル。通常週二回、各二時間のミーティングを行っている。相棒は私より年上のアメリカ人だが、姉と妹のような感じで、そして、日本人以外の友達の中では私にとって一番親密な、親友と呼べる存在である。

午後は2月のクラシックのコンサートのリハーサル。だんだん形になってきて楽しい。

予想外の連休二日目

  • 2005.01.26 Wednesday
  • 08:59
今日は8時に起きる。雪はすでに10センチ以上積もっていた。

大家さんと話して、除雪車の邪魔にならないよう、車を家のドライブウェイに入れさせてもらうことにする。細い道で二台縦に並べるので、普段は出し入れが面倒なため、路上駐車にしているのだけど、今日は私はでかける予定もないし、明日も大家さんの方が早く仕事に行くので、なんとかなりそう。

お礼に(笑)、昼間少しドライブウェイの雪かきをする。汗びっしょりになった。軽いさらさらした粉雪なので意外にやりやすかったが、それでもけっこうな運動量になる。雪かきの最中、やはり同じ作業をしていた隣の家のおばさんが話しかけてきた。今まで会う機会がなかったのだが、フレンドリーに自己紹介してきてくれたので嬉しくなる。私も自己紹介して握手。「なかなか会う機会がなかったけど、この雪もいい縁ね。何か困ったことがあったら言ってね!」とのこと。まあ、御迷惑をかけることはないと思うが、やっぱりこうやって顔見知りになっておくとうれしい。おばさんの名前はロレッタ。年配のご夫婦のようで、しょっちゅうお孫さんの男の子(幼稚園くらいかな?)が遊びに来ている。

微妙に風邪気味なのは変わらず。ドラクエをやっていたら、いつもより酔う(笑)。あの視界がぐるぐる動くのはけっこうつらいのだ。私は三半規管があまり丈夫でなくて、子供の頃は車酔いしやすい体質だった。遊園地のティーカップ系の回転する乗り物も苦手。

夕方は即席漬け(大根と昆布)やシチュー、ブロッコリーのゆでたものなどを作り置き。仕事が始まるとなかなかゆっくり料理もできないが、いったんリズムに乗れば料理も苦にならないので、今年はできるだけ料理したい。昨年の秋から急に仕事が忙しくなって以来、さぼっていたので、今年はフィットネスクラブに通うことと、料理をできるだけすることが目標。

明日はいよいよ大学初日。やっと生徒や同僚に会える。

予想外の連休一日目

  • 2005.01.25 Tuesday
  • 08:58
昨夜は風邪薬を飲んで目覚ましをセットしないで寝た。薬のせいか、11時間も寝てしまい、起きてちょっと驚く。でも睡眠を取れたせいか、風邪の症状はあまり感じない。たまに軽い咳が出る程度。

正午頃家を出て、食料品の買出しに行った。まずは隣のS市にある韓国食材店。日本食の材料、既製品やちょっとした野菜類はここで入手できる。ボストンには他にも日本人経営の店もあるが、ここは車で来安く、値段も割と安かったりする。肉も薄切りが買えて便利。日本の食器や台所雑貨も少しある。今日は日本式のフライ返しをみつけて、こっちにには無い形なので買う。

豆腐(ボストン郊外で作られている豆腐。無添加でとってもおいしい)、シチューの素、最近凝っている即席漬け用の昆布やうどん玉などを買って、ついでに起きてからまだ何も食べてないことに気づいてあったかい肉まんを一個。車の中で肉まんを食べてちょっと胃がほっとする。

その後、うちからわりと近い自然食スーパーに行く。イングリッシュキューカンバーが無いのでちょっとがっかりしたが、他の野菜、チーズ、牛乳などを買う。普通のスーパーにしとけばよかったかな〜とちょっと後悔。

帰宅して遅めの昼食をとり、メールチェックをしたりネットで色々読んだりして、消化がすんだ頃にフィットネスクラブへ。金曜日からずっと行けなかったので、久しぶりに行けてよかった。相変わらず道路の状況は悪い。

明日はまた雪が降る予定(10センチくらい)で、すでに大学の仕事はキャンセルが決まった。家でシチューでも煮ながらのんびり過ごす予定。

ダン・ブラウンのDeception Point はまだ序盤。メインの謎もまだ明らかになっていない。

ブリザードその後とダン・ブラウン

  • 2005.01.24 Monday
  • 08:54
今日は午前中は休みになったが、午後の仕事は出勤。

道はまだ雪で白くなっていて、住宅街では、仕事を休んでまだ雪かきに精を出す人がたくさん見られた。

これだけ雪が多いと、かいた雪をどこに捨てるかがまた問題。なので、普通の車道では、歩道と車道の間に雪で高い塀ができてしまっている。高さはだいたい1メートルくらいだが、いつもの通いなれた道も、なんだか白い迷路のようで面白い。

うちの家の前の角も巨大な吹き溜まりになっていて、2メートル以上の高さの雪山がそびえたっている。道の幅も当然いつもの三分の二くらい。

交通量が多い道路や高速道路はほぼ平常なみにコンディションに戻りつつあるようだ。今日も氷点下の温度だったとは言え、晴れていたので、少しは雪が溶けたものらしい。アスファルトが見えてちょっと安心して運転できた。

さて、ダン・ブラウンのDigital Fortressは二日前に読み終えた。処女作というだけあって、後の作品であるAngels & DemonsやThe Da Vinci Codeに比べると話の予想が立てやすかったり、日本ネタがかなりお粗末だったという未熟さは感じたが、やはりひきつけて読ませる力はさすが。次は二作目のDeception Pointを読む。これが終わったら次は何を読もうかな・・・。ひさしぶりにMartha Grimesのミステリ、Ricahrd Juryシリーズにでも戻ろうか。

明日から大学の仕事が再開される。一週目はまだそんなに忙しくないだろうけど、二月に入ったらかなり忙しくなりそうだ。明日はまだスケジュール調整がほとんど。同僚や生徒たちに会うのが楽しみ。

…といったんこの日記をアップしてから大学のウェブサイトをチェックしたら、今日だけでなく、明日もお休みということに気づく。どうやら雪が多すぎて、駐車場などが不能状態に陥っているらしい。

なので明日は完全オフとなった。練習と料理の作り貯めでもしてのんびりできそう。昨日ちょっと風邪気味な気がしていたのでうれしいかも・・・。

21世紀最初のブリザード

  • 2005.01.23 Sunday
  • 08:52
昨日の夕方から雪が降り始めた。

これは24時間ほど続く大雪になり、記録を破るかもしれない、とテレビやラジオ、新聞でもかなり大きく予告されていた雪嵐だ。

私もハーバード大の近くで午後も仕事をしていたのだが、やはりこの天候のため、早く終わりになった。一時間に7センチ以上積もるという非常に早いペースで、雪嵐が終わるまでにはボストンエリアでも1メートルほど、近郊のケープコッドではもっと多い積雪量が予想されていた。

我が家は車を止めるスペースがほぼ一台分しかなく、駐車規制のない小さな道なので、普段は私の車は家の前に路上駐車している。しかし、大雪の日にこれをやると大変なことになってしまう。除雪車が道の雪を処理するときに、路肩に全部かけていくので、車がすっかり埋まってしまうのである。こうなると悪夢。何時間もかけて掘り出さなくてはいけない。

なので、悩んだ結果、家から一番近い(といっても車で15分くらい)の地下鉄の駅の巨大な立体駐車場に車を止めることにした。ここは一日の駐車代が4ドル50セント。そして屋根があるので車を掘り出す心配がない。

そして昨夜はその駐車場からかなり近い彼の家に泊まる。彼の家は某町の中心部の近くなので、雪をかきわけるようにして、歩いてインド料理屋に行き、夕食。帰宅後DVDを観て寝る。二人でゆっくり会えるのはほぼ2週間ぶり。冬休みもなぜかお互い忙しくなってしまい、あわただしく会って食事して、というのはあったが、こうしてのんびり一緒に時間をすごせるとは思っていなかったので、ちょっとうれしかった。本来なら土曜も日曜もずっと夜まで仕事のはずだったので。でも当然この天気で日曜の仕事もキャンセルになった。

で、先ほどやっと駐車場に行き、車を出して帰宅。雪はようやく止んで少し陽もさしていた。
除雪車がちゃんと除雪した道でさえ、雪で真っ白になっていて、運転はかなりの注意が必要だった。(マサチューセッツ州ではチェーンをタイヤにつけるのは禁止されている)

この分だと明日もお休みになるかも・・・。

下の二つのリンクはボストン・グローブ紙によせられたマサチューセッツ各地(主にボストンとその近郊エリア)の読者からの写真。今回の雪嵐のすごさがわかる。

http://www.boston.com/news/weather/gallery/readers_snow_photos

http://www.boston.com/news/weather/gallery/readers_snow_photos2

一夜あけて・・・。

  • 2005.01.20 Thursday
  • 08:46
ボストンは今午前9時をまわったところ。

朝になって昨夜のボストンのテロ報道をチェック。

昨日よりはやや具体的な報道ではあるものの、裏づけはない、と言う公式見解は変わらない様子。しかし、この6人の捜索は続いているとのことだ。周囲の人たちはあんまり気にしている様子でもない。昨夜電話で政治通の友達とも話したが、まるで心配している様子はなかった。単純な私は、じゃ、自分も気にしない〜。と少し気楽になる。私が気にしたところでどうしようもないわけだし・・・。

今朝は車に積もった雪と氷を取り除く作業に15分ほどかかる。ガラスの氷は専用の道具でがりがりとかきとり、天井の雪などもなるべくていねいにブラシで取る。これをしないと、走っているときに後ろの人に雪がかかって迷惑なのだ。雪に含まれているほこりや地面にまかれた塩などでフロントガラスが汚れる。そのため、洗浄液をたくさん使うことになるのだ。雪の中を運転している最中に洗浄液が切れたりすると、前が見えなくなってとても危険。

大型トラックやバスなどは天井の雪まで取るのは無理なので仕方ないのだけど、後ろを走っていると、はがれた雪がどんどん飛んでくるので非常に怖い。大きな塊や板状になったものがこちらに向かってくると、当たれば簡単に砕けるとわかっていても、一瞬どきっとする。

ちなみに降雪量は思ったほど多くなく、10センチ弱だった。この週末には、かなりの雪が降るらしい。土日とも仕事が入っているのでちょっと心配です。

今朝はリハーサルが中止になった。相方が風邪を引いたらしい。午後はちょっとだけ教える仕事があるので、その前にフィットネスクラブに行く時間が取れそう。昨日サボったので今日は絶対に行くと決意する朝である。

ボストンでテロ?

  • 2005.01.19 Wednesday
  • 08:44
夕方の仕事からの帰り道、ラジオで突然入ってきたニュース。

ボストンで4人の中国人によるテロ活動があるかもしれないというのだ。
正確にはテロと決めているわけでなく、どうやら不法入国したらしいこの4人がボストンを目的地としている、という程度らしいが・・・。あくまでPossible suspectsであって、確たる証拠はない、という感じだ。

1時間近く前に行われたボストン市長メニーニョの記者会見では、「確固たる情報ではなく、心配するには及ばない」とのことだった。しかしマサチューセッツ州知事のMit Romneyは明日の大統領就任式出席のために滞在していたワシントンDCから急遽今夜ボストンに戻ってくるとのこと。

よくある、たくさん入ってくる情報の一つに過ぎないというのが公式見解のようだが、ラジオのニュース番組や、政治をテーマにしたトーク番組などでは、「Dirty Bombの使用?」だとか、「市長や知事がわざわざ公式見解を出すということ自体、深刻にとらえる必要ある・・・かもしれない」などなど、不安をあおるようなコメントが続いた。また、ブッシュ大統領の就任式前夜の発表であることも、何か意味があるのではないか?とほのめかすコメントもあった。

私はまるで政治通ではなく、車で1時間以上かけて大学に通勤するときの往復でラジオのニュース番組や政治トーク番組を聴くのがほとんど唯一の時事問題インプットと言ってもいい。それでさらに興味があれば、帰宅してネットでもっと読むこともあるけれど、ここ1年くらいは10年続けたTime誌の購読もやめてしまっていたので、かなり政治に疎くなっていた。イラク戦争のあたりから政治ニュースを読むのがイヤになっていたせいもある。

(でも最近またTime誌定期購読のとても安いオファーがあったので、また申し込んでしまった。多分来月あたりから配達されるようになるだろう)

そんなわけでなんとなく不安な気分で帰宅。午後から降りだした雪も激しくなってきて、道路の状況もかなり悪いので、夜行くはずだったフィットネスクラブも今日はお休みすることにする。今夜は10センチくらい積もる予定だとか。ボストンに帰着次第行われるであろう州知事の記者会見を待ちながらドラクエ8でもしてのんびり夜を過ごすことにする。

日々雑事2

  • 2005.01.19 Wednesday
  • 08:43
火曜日は午前中リハーサル。
クラシックの室内楽のコンサートが二月にあるので、そのためのリハーサルだ。
一緒に演奏する人たちは10年以上の長い知り合いなので、リラックスして音楽に集中できる。

午後はオフ。友達が家にたずねてきた。
日曜日に大掃除しておいたので気持ちよく迎えられてよかった(笑)。彼女もミュージシャンで、そのあと仕事が控えているので、1時間ほどの茶飲み話の後、そそくさと帰る。

友達が帰ったあと、大掃除の時にひらめいたアイデアを実行に移す。
私の住んでいるところは一軒家の二階で、けっこう広い二部屋なのだけれど、入り口や階段が狭いので、ソファが入れにくい。
というよりも、普通のタイプのソファは絶対に搬入できない。
ソファがないと、お客が来たときにくつろげないな〜と思っていたのだが、ちゃぶ台くらいの高さの低いコーヒーテーブルを購入したので、いっそ座布団にしてしまえばいいと思ったのだ。
問題は日本の座布団をこちらで買うとすごく高いってこと。
一個50ドル以上するのはちょっとな〜と思っていたら、洋式インテリアの店で、籐のベンチなどに使う大型の下敷きクッションを発見。
ちょうどいいサイズと厚さで一個25ドル。これならまあ買ってもいい値段。
お店に出かけて4つ購入した。これであと座椅子があるともっといいんだけどな。
日本のインテリア雑貨を扱う店はボストンにもあり、座椅子が確か一個80ドルくらいであったような気がする。
今すぐとは思わないが、いつか購入したいかも。2個くらいあればいいな、と思う。

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