エセックスのアンティーク店めぐり再び
- 2014.08.11 Monday
- 22:03
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5年前にうちから車で1時間弱のところにあるエセックスという町に行ったことをブログに書いた。
ここは海辺の小さな町だが、端から端まで歩いてもそう長い距離ではないメインストリートにずらりとアンティークの店が並んでいるのだ。5年前には友人の結婚式に日本からいらした彼女のお母さんと一緒にでかけて、指輪やコスチュームジュエリーを買った。どれも今でも愛用している。
今回はアメリカ人の女友達とでかけた。この町にはもう一つ、地元の人に人気があるWoodman'sというシーフードの店があり、ここでランチして、アンティークの店を3-4軒冷やかそう、という計画である。
11時頃にEssexに到着し、まずは5年前に私が指輪を買った店、Main Street Antiquesへ。ここは前回のブログに色々写真を載せたが、置いてある品物の種類が豊富で、買う気がなくても見ているだけで楽しいし、お店の女主人も一見無愛想だが話してみると楽しい人だ。(ニューイングランドの人々はこういう人が多い。最初無愛想に見えるが、話しかけてみるとみんな意外にフレンドリーだし、情に厚い)
瀬戸物、家具、いろんな昔の小物…。うちは収納スペースが限られているので食器は買わないのだが、見ていると欲しくなるものがたくさんある(笑)。
私のお目当てはやっぱり指輪。そして見つけたのである、今回も。
紫トルマリンと14カラットゴールドの指輪。シンプルだけど、流れるようなラインが気に入った。お値段は何と100ドル。かなりのお買い得。サイズもぴったりだったので買うことにする。前回は五年前だったから、たまにはこういうのもいいよね。友人もかなり気に入った指輪を見つけたが、残念ながらサイズが合わなかった。アンティークはお買い得だけど、指輪はサイズが合わなければお直しで高くついてしまうので、そうなると諦めることになる。
ぶらぶらと、あと二軒ほど見て歩いてからWoodman'sへ。平日なのでそれほど混んではいなかったが、週末だと店の外まで長く行列ができるらしい。広い駐車場から見るとこんな感じの木造の建物だ。
ぶらぶらと、あと二軒ほど見て歩いてからWoodman'sへ。平日なのでそれほど混んではいなかったが、週末だと店の外まで長く行列ができるらしい。広い駐車場から見るとこんな感じの木造の建物だ。
セルフサービスで、カウンターで注文し、ピックアップしてテーブルへ。ビールやワインなどのフルバーもあり、こちらは料理とは別にオーダーする。料理は浅い段ボール箱がトレイ代わりで、皿などは紙製だ。見ているとやはり、シーフードのフライがメインであり、それをオーダーする人が多い。ホタテ、エビ、Clam(大きなハマグリ)、白身魚などに小麦粉の衣をつけて揚げたものが山盛りになって出てくる。付け合せはフレンチフライ。オニオンリングやコールスローなどもある。ボリュームはかなりある。日本人なら多分一人前取れば三人で満足できるだろう。正直、若い頃はこういうのも美味しかったが、今の私にはアメリカのごってりした揚げ物、しかも大皿に山盛りはちょっと濃すぎて、見るだけでげんなりしてしまう(笑)。でも一つ二つ食べるなら美味しいんだけどね。誰かとこういう店に行く時は大抵、誰かがフライものを取ったら一つくらい味見させてもらってそれで満足してしまう。
その他、夏ならではのロブスターロール(ロブスターの身のサラダをホットドッグ用のパンに挟んだもの)や、上記の揚げ物を同じパンに挟んだサンドイッチ類、ニューイングランド名物のクラムチャウダー、茹でたロブスターや蒸したハマグリなどがある。うちの夫のようにシーフードは一切食べない人もいるから(笑)、ハンバーガーとホットドッグもある。
私は好物のロブスターロール、友人もおなじくごってりしたフライはダメで、茹でたロブスターにした。ロブスターには溶かしバターを添えるのがこちらのやり方。日本人はレモンと醤油とかポン酢がいいのだけど(笑)。ボストンで日本人観光客慣れしているレストランでは心得て、レモンと醤油の小瓶を用意しているところもある。彼女が選んだつけあわせはコールスロー。
私は好物のロブスターロール、友人もおなじくごってりしたフライはダメで、茹でたロブスターにした。ロブスターには溶かしバターを添えるのがこちらのやり方。日本人はレモンと醤油とかポン酢がいいのだけど(笑)。ボストンで日本人観光客慣れしているレストランでは心得て、レモンと醤油の小瓶を用意しているところもある。彼女が選んだつけあわせはコールスロー。
私のロブスターロール。身がたっぷり入っていて、使うパンもブリオッシュ風の美味しいパンをしっかりトーストしてあったので美味しかった。つけあわせはポテトチップス。アメリカではサンドイッチのつけあわせの定番で、日本から来たばかりの頃は、どこかでサンドイッチを買うとポテトチップスの小袋がついてくることにびっくりしたものだ。やわらかいロブスターのサンドイッチの合間にパリパリとポテトチップスを食べるのはけっこういいもので、慣れると悪くない。もっとも私は普段はなるべく食べないようにしているけれど(笑)。この日はよく歩いたので遠慮せず食べた。
食後もあと2-3軒回ってみた。一口にアンティークと言っても、お店によってそれぞれ得意分野や「格」があるようで、高級なものばかり置いてあり、店の中のレイアウトもいかにも高級な感じの店もある。私は上記のMain Street Antiquesのようにごちゃごちゃと色々積み重ねてあるような店の方が好きだけれど、高級品ばかりの店の食器や家具を見るのもなかなか目の保養になるものだ(笑)。
これは、どちらかと言えば高級なものが多かったお店でみつけたブーツ型のビールジョッキ。けっこう大きくて、こんなジョッキで飲むなんてさすがドイツ人はスゴイ!と友達と感心する。大きさはと言えば、小柄な女性のブーツくらいのサイズだった。
さて、最後に立ち寄ったお店はまたごちゃごちゃ積み上げてある系で、面白いものが色々あったのだが、ここはアンティークだけではなく、地元のアーティストが作った作品なども置いてあった。ここで私が一目ぼれして買ってしまった12ドルの小物がこれ。
さて、最後に立ち寄ったお店はまたごちゃごちゃ積み上げてある系で、面白いものが色々あったのだが、ここはアンティークだけではなく、地元のアーティストが作った作品なども置いてあった。ここで私が一目ぼれして買ってしまった12ドルの小物がこれ。
鋳鉄製の壁に取り付けて使うフックである。猫の後姿で尻尾がフックになっている。猫がだんだん小さくなっていき、一番右の子猫ちゃんが小さいのも可愛いし、姿勢も微妙に違う上、尻尾がそれぞれ勝手な方向を向いているのも可愛いし、猫の背中のくぼみも猫好きにはたまらない。玄関のドアの横にこれを付ける予定だ。
お天気も良く、海辺の町をぶらぶら散歩するには最適の日だった。歩き疲れた後は車でちょっと近くのGloucesterの町へ立ち寄る。5月25日のブログで行った町だ。また銅像のところで写真を撮ってしまう。お天気が良くて銅像がとても綺麗に見えるからだ(笑)。
お天気も良く、海辺の町をぶらぶら散歩するには最適の日だった。歩き疲れた後は車でちょっと近くのGloucesterの町へ立ち寄る。5月25日のブログで行った町だ。また銅像のところで写真を撮ってしまう。お天気が良くて銅像がとても綺麗に見えるからだ(笑)。
一緒に行った友達は年上だが、もうかれこれ20年近い付き合いになる。一緒に10年以上ジャズグループをやった仲で、私の結婚式も彼女の家で行った親友である。アメリカにおける姉のような人だ。ジャズグループをやっていた時は週に一度、必ず会っていたが、それ以来は、二ヶ月に一度くらい会ってランチしたり、一緒にアウトレットモールに洋服を買いに行ったりしている。たまにはこうやってちょっと一緒にプチ遠出をするのもいいものだ。ゆっくりと話も出来たし、楽しい一日だった。
今年年末にボストン旅行を計画しています。是非エセックスに行きたいと思うのですが、車以外でボストン市内から行く方法はあるでしょうか?
電車、バスなど。それからもしタクシーを利用するならば料金はおいくらくらいでしょうか?お暇な時でかまいません。よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
ボストン市内からEssexに公共交通機関で行く方法はないと思います。また、タクシーの料金はわかりません(車を持っているとタクシーを利用する機会はほぼ皆無です)が、かなりの高額になることは確かです。片道100ドル程度ではないでしょうか。当然渋滞に巻き込まれればもっと割高になります。英語のサイトになりますが、市町村間でタクシーの料金を計算できるウェブサイトも幾つかあるようです。
また、Essexに到着して買い物をした後、現地でタクシーをつかまえるのもかなり困難ですので、お勧めできません。タクシーをずっと待たせて買い物をすれば、下記の手段よりずっと割高になるでしょう。また、土地勘がない外国人観光客だと見られるとわざと遠回りをされて法外な額を請求されることもあるので、正直タクシーでこれだけの遠距離利用はお勧めできません。
レンタルカーを使用してご自分で運転されるか、信頼できるリムジンサービス、あるいは日本人のドライバーズガイドを利用するのが一番だと思います。一見割高に見えますが安全ですし、帰りの心配もありません。
日本人のドライバーズガイドのサービスを提供している現地の日系ツアー会社は幾つかありますので、そちらにお問い合わせされるといいと思います。「ボストン 現地ツアー」で検索すると出てくると思いますよ。
よいご旅行を。
追記です。
Google Mapによると、公共交通機関で行くことはまったく不可能ではありませんが、片道3時間近くかかります(車だと45分程度です)。往復だけで6時間、また一日に三本くらいしかないのでタイミングを合わせるのもかなり困難です。買い物する時間はあまり取れませんね。
基本的にボストン市内から地下鉄の圏外に出てしまうと、ほとんどの地域は車無しでアクセスすることは非常に難しいと考えてください。安全面からもお勧めはできません。
コミューターレイルでwest gloucester駅まで行き、そこからタクシーでとも考えましたが、帰りのタクシーがつかまらないのでは不安なのでドライバーズガイドの利用を考えます。ご親切にありがとうございました。
>コミューターレイルでwest gloucester駅まで行き、そこからタクシーでとも考えましたが、帰りのタクシーがつかまらないのでは不安なのでドライバーズガイドの利用を考えます。
それがよろしいかと思います。コミューターレイルは基本的に郊外で車を持っている人たちが利用するものですので、コミューターレイルの駅からの公共交通手段はほとんどありません。そこから車で皆さん自宅に帰ります。なので観光客の方がコミューターレイルを利用できるのは、あくまで目的地が駅から徒歩圏内にある場合に限られます。お気をつけて。