Thanksgiving in Florida (3) パッチワークギルド

  • 2012.11.20 Tuesday
  • 22:52
JUGEMテーマ:アメリカ生活

11月20日火曜日。やっと晴れて暖かくなり、フロリダらしい気分になった。

この日は午前中、義母がこちらで参加しているパッチワークギルドに一緒にでかけた。

中学の数学教師だった義母は手芸が大好きで、退職してからは、パッチワークが生きがいである。私たちも結婚祝いに見事な掛け布団をもらった。親戚や親しい友人たちの子供が結婚したり、孫が生まれたりするたびに、お祝いにパッチワークを作ってプレゼントするのが楽しみなのである。

母が手芸好きなので、私も自分でやらなくても見るのは大好きなので、喜びいさんでお供した。平日の午前中に集まっているグループで、メンバーのほとんどは義母と同じく、自適悠々の生活を送るシニアのご婦人方。ギルドは町の中心部にあるアメリカン・リージョンで毎週開かれている。

フロリダでの義母と義父の日課では、毎週火曜日の午前中、義母がここに来て仲間たちとパッチワークの作業やおしゃべりを楽しみ、その後このアメリカン・リージョン(バーとレストランもある)で他のメンバーと昼食を食べ、その後義父のためのランチをここでテイクアウトして持ち帰る、ということになっているそうだ。アメリカの在郷軍人(退役軍人)のための組織ということで、提供している食事は信じられないほど安い。

母が手芸好きで、私も大学時代に編み物をよくしていたが、渡米してからは時間的にも精神的にもほとんど余裕がなく、手芸からは遠ざかっている。しかし、人がやっているのを見るのは大好き(笑)。なのでこの日は色々見せてもらって楽しかった。

ギルドでは、共同のプロジェクトも色々やっているし、経験豊かな人が他のメンバーに教えたりもする。チャリティのために一つのテーマを決めてみんなそれぞれ作品を作り、バザーでそれを販売したりもする。そして各自のプロジェクトも、ここでみんなに披露しながら作っていくので張り合いがあるようだ。

今、義母が作っているのは、親しい家族に今年生まれた赤ちゃんのためのお祝いキルト。子供用らしい楽しい色合いと柄だ。パッチワークの作業はほぼ終了して、これから仕上げ段階。おおお、とみんな拍手して、パーティーゲームの「ツイスター」みたいね、と楽しそうな声があがる。
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メンバーの多くの人が今取り組んでいるのがパッチワークジャケット。なんと、トレーナーを使うのだ。まずは、洗ってアイロンをかける作業を数回繰り返して、トレーナーの分厚い生地を薄く、平らにする。そして袖、後ろ身頃、前身頃(これは左右二つに分ける)に切り分ける。そこに縦に細長く切った布地をパッチワークとして重ねていき、ジャケットにするというわけだ。こちらは作業が始まったばかりのもの。面白いアイデアだなあ。

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こちらはほぼ出来上がり。パッチワーク作業が終わって、既にパーツを縫い合わせてある。暖かく、布地の組み合わせ次第でいろんな雰囲気に出来る。こちらの高齢者の女性は華やかな色を着ることが多く、またそれがよく似合う。紫をベースにきれいなグラデーションで作っていた方もいて、着てみせてくださったが、これがまたいい感じだった。

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こちらも先月講習会があったというテーブルセンター。幾何学的な形が面白い。

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こちらは今年のチャリティバザーに出品するチャリティキルト。今年は赤とグレーの色調がテーマらしい。みんなそれぞれ色々なデザインで作るが、それがずら〜っと並ぶと綺麗だろうなあ。ワシントンDCで見たパッチワークの展示を思い出す。

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これはどんなプロジェクトなのかわからないが、紫とゴールドの組み合わせがゴージャスでとても綺麗だったので思わずパチリ。

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さて、この日、義母のもとに、他のメンバーが布地がたくさん入った袋を持ってきた。どうやらどこかで亡くなった方の遺品に未完成のパッチワークがあり、遺族がこのクラブに寄付したらしいのだ。義母なら完成させられるのでは?ということで白羽の矢が立ったらしい。

この写真はあとで帰宅してから広げてみたものだが、生地は20世紀半ば頃かそれ以前のものでいわゆるビンテージ。しかもすべて手縫いだった。

これはGrandmother's Flower Garden(おばあちゃんの花園)というパターンらしい。それぞれのパーツが丁寧に手縫いで作られていて、まだ完成していない、形の通りに切られた小さな布もたくさんあった。大事に作っていた思いが伝わってくる。義母は丁寧に色分けし、いとおしむように布地を撫でていた。「これを組み合わせて作品を作るのは時間がかかるわ。どういう風に並べるかが難しいのよ」と。


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裏返すと手縫いのステッチ。
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さて、この日、午後はのんびりして、夕方は近くのステーキハウスで食事をした後、オーランドの空港へ午後9時に到着した夫の妹夫婦を迎えに行った。この日夕方五時まで仕事をし、そのままフィラデルフィアからやってきた二人である。

家には客用寝室が一部屋しかないので、この日から妹夫婦と私たち夫婦はホテルに泊まる。同じく海岸沿いで、歩いても3分くらいの距離である。寝室とリビングに分かれたきれいなホテルだった。五階で、ビーチを見下ろすバルコニーがあるので、朝の眺めが楽しみである。

そういえば、日曜日には映画「Lincoln」を観に行ったことを書くのを忘れていた。スピルバーグ監督の大作である。あとでレビューを書こう…。
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