英語と日本語〜翻訳のコツ

  • 2007.03.30 Friday
  • 21:59
初めに:
この記事はもともと「翻訳のコツ」として書いたものですが、二度にわたり、日本のとある翻訳サービス会社の商業サイトに、無断でこの記事にリンクを掲載されて、非常に迷惑しております。一度目に抗議し、リンクを外してもらいましたが、最近(2008年11月9日現在)にまたリンクを貼られていることがわかりました。

ですので、ここに永久的におことわりを追加することにしました。その商業サイトからいらした方に以下のことをご理解いただきたく存じます。(その商業サイトのリンクや名前はここには公表しません。そうすれば相手の宣伝になってしまうからです)

上記の商業サイトは、私とは何の関係もありません。
また、リンクの掲載も、私の意志に反して行われております。
この内容において、私は一切の責任を負いません。

ひきつづき、上記のサイトには抗議する予定です。

2012年1月4日の追記:
上記の通りのいきさつですが、さらに今回アクセス解析をひさしぶりにチェックすると、同じ会社の韓国語翻訳サービスのウェブサイトにてこのブログへのリンクを勝手に掲載されていることがわかりました。度重なるため、意図的かつ大変悪質なケースと判断し、会社の名前、リンクをここに公表させていただきます。そちらのウェブサイトからいらした方には、そこでの掲載は私の意志に反するものであり、数度にわたる苦情申し立てにも関わらず掲載されていることをご理解いただきたいと思います。

会社名:CROSSINDEX Corp.
ウェブサイト:http://www.korean-translation.jp/term/work/trick.html
こちらに載っていた「というリンクがこの日記へのリンクとなっていました。

ちなみに、以前にリンクが無断掲載されていたページはこちらです。同じ会社による英語翻訳サービス関連のページの一つです。


韓国語翻訳とは何の関係もないですし、上記のように営利団体のサイトで勝手に無断で利用されるのは非常に迷惑です。1月4日付けで抗議メールを送ったところ、日本時間で1月7日付けのメールにて、この会社の事業本部長という方から謝罪とリンク削除の報告をいただきました。前回、今回とも、「ウェブ製作者が勝手にやったのでこちらのあずかり知らぬこと」という言い訳がついていましたが、会社の公式ウェブサイトでその言い訳はないだろう、と思います。

前回も謝罪とリンク削除の報告メールを送ってきたにもかかわらず、ほとぼりが冷めた数ヶ月後にはまたリンクが戻っていたため、今後最低1年は、この前置きをこのまま残し、ときどき上記のウェブサイトをチェックすることとします。

では、本文をお読みください。

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英語だって微妙なのよ

  • 2005.10.25 Tuesday
  • 22:17
英語と日本語の違いについて、よく話題になるのが、日本語の微妙な言葉。
「まったり」
「なつかしい」
「せつない」
「おつかれさま」
「がんばってね」
などなど・・。つまり、英語でぴたっとくる直訳的な単語がみつからない言葉である。

こうなると、あとはその前後関係と、そしてどんな英単語を選ぶか、というその人その人のセンスの問題になってくる。で、いろんな人が「これは?」「こんなのは?」と、提案してくる言葉を見ているのが参考にもなり、とても楽しくもある。

英語がちょっとできるようになった頃は、こういう言葉は英語にない、だから
「日本語はすごいんだ〜。こんなこまかい感情のひだをあらわす言葉があって。英語にはそういうのないもんね。」
と思っていた。他の人からも、そういうコメントがたまにある。うん、確かに日本語はすばらしいよね。この言葉が母国語ですっごくうれしい、私も今でもそう思っている。

だけど、英語だって、知ってみると、そう無味乾燥ではないのである。

たとえば、今アメリカで大人気のテレビドラマ、Desperate Housewives。このDesperateをぴったりと、日本語の単語一つで表現するのは難しい。この言葉の中にこもっている、絶望、焦り、怒り、欲求、せつなさ、などなどを全部ひっくるめて、ミックスしたあの感じ・・・。一言では訳せない。何かの文中に出てきたら、前後の関係をみて意訳するしかないのである。

他にも英語でも感情の細やかな、微妙な意味を含む単語はたくさんある。日本語もすばらしいけれど、英語が決して単純で味がないわけではない。知れば知るほど、いろんな美しい表現があるのだ。英語の文体にも、訳しきれない美しさや、においや、手触りがあるわけで、それが少しずつわかるようになってきた自分は、とても幸せだなぁと思う。英語を勉強している人たちにも、ぜひそれがわかるようになってほしいな、なんて偉そうだけど思うのだ。いろいろ読んでいるとだんだんそういう感覚が身に付いてくるはず。

だから、易しいものからでいいから、いろいろなものを読むことをお勧めする。児童文学だって、ノンフィクション、フィクション、詩、散文などなど、いろんなスタイルを読むだけで違ってくるに違いない。

なんだかお説教っぽくなってしまった。失礼。

ちょっと英語の弁護もしてみたくなっちゃった、それだけなんです(笑)。

英語のお話2

  • 2005.02.23 Wednesday
  • 22:47
さて、またまた英語のお話。
英語を勉強するにあたって、難しいと今でも思うのは発音。日本語にない子音や、10種類以上ある母音も大変だが、規則性の無さが一番のハードルだと思う。
私は英語以外の外国語を習得していないが、職業柄、フランス語、イタリア語、そしてドイツ語の「発音」だけはある程度勉強した。ネイティブなみに発音できるわけではないが、文章をみて、「だいたいこんな風に発音する」というルールはわかるし、なんとな〜くそれっぽい音は出せる。で、勉強してみてつくづく感じたのは、上記の三ヶ国語に比べて、英語は非常に例外が多いということだ。例外が多いというより、むしろ一貫したルールが無いとも言える。

だから同じスペルなのに発音が違う、ということがしょっちゅうあり、新しい単語を覚えるたびに発音もちゃんと学ばなくてはいけないのだ。たとえば、 FoodはフードでHoodはフッド。Choiceはチョイスで、Chordはコード。どういう基準なんだよ〜!と文句の一つも言いたくなる。

原因として、英語はラテン語、ドイツ語の両方から影響があり、しかもいろんな外来語がまざっているという風に語学に詳しい人から聞いたことがある。つまり、語源がいろんなところにありすぎて、一貫していないからそういうことになるらしい。

もう一つ大事なのはアクセントとイントネーションだ。イントネーションやアクセントを間違えると全然違う単語に聞こえたりすることもある。

まあ、発音がいいに越したことはないのだけど、英語はそれだけ難しい言葉だと思って、のんびり練習してきた。うまくなるこつはやはり、たくさん聞くこと、これに尽きる。そして、発音のきれいな人が身近にいるとそれだけでもとても違う。物まねをするつもりで発音を真似していると、だんだんよくなってくるようだ。それでも大人になってからこちらに来た場合、完璧な発音は無理と思っていい。また、完璧を目指す必要もないと思う。きちんと通じる程度で充分。

私も、いまだに本で覚えた単語を変な発音で言ったりして、アメリカ人に「へ?」と聞き返されることもよくある。気にせずにそこで正しい発音を相手に聞いて、練習したりしている。そうでもしなくちゃ、ボキャブラリーはなかなか増やせないのである。覚えた言葉は即使ってみる。失敗してもいいのである。何も言わないでいるより早く上達することうけあい。

英語のお話

  • 2005.02.16 Wednesday
  • 22:29
こちらに来て今年の秋で16年になる。

初めてアメリカの土を踏んだ日のことは今でも忘れられない。英語はもともと好きで一生懸命勉強してきたし、それなりに学校の成績も良かった。なので読むことは、単語さえ調べればそれほど問題なかったし、自分の言いたいこともたどたどしいながら、なんとか伝えることができたが、とにかく苦労したのがリスニング。

アメリカの空港に降りて入国手続きの後、ボストンへ向かう乗り換え便の場所を探そうと、カウンターのおねえさんに話しかけたところ、相手の返事がさっぱり理解できない。英語かどうかすらわからないほどだった。何度も聞き返したが、わからず結局紙に書いてもらってようやく理解した。「あれ、スワヒリ語だよ」と言われたらたぶん信じただろう。とにかく呆然としたのを覚えている。

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