1/70PAGES >>

読書レビュー:パオリーニのInheritance完結編「Inheritance」

評価:
Christopher Paolini
Knopf Books for Young Readers
¥ 1,942
(2011-11-08)

気がついたらずいぶん長いことブログの更新をしていなかった。今学期は大学の仕事が本当に忙しく、仕事の合間はとにかく家のことや他の用事を片付けているとあっという間に時間が過ぎてしまったという感じである。普通なら春学期は秋学期よりクラスがちょっと減って楽になるはずなのだが、今年度はクラスは減らず、おまけにピアノレッスンの学生が1人増えたりして、本当にてんてこ舞いだった。まあ、忙しいのはありがたいことだ。おかげさまで体調を崩すことも無くなんとか大学の方は来週で終了である。

さて、ひさしぶりのブログの更新はまず、読書レビューから。その他色々あってブログに書きたいネタもあるのだが、とりあえず読み終わって記憶がまだ新たなうちに書いておきたいのである。近況や、ここ数ヶ月の間にあったことなどはまたあらためて…。

クリストファー・パオリーニのInheritance Series (本来は三部作の予定だったが、三作目のBrisingrを書いていたらおさまらなくなって四巻になった)の最終巻、Inheritanceである。表紙は緑の表紙に緑のドラゴンである。1巻のEragonは青表紙に青いドラゴン、二巻のEldestは赤の表紙に赤いドラゴン、三巻のBrisingrは黒の表紙に黄金のドラゴンだった。それぞれ物語に登場して重要な役割をになうドラゴンたちである。二巻における赤いドラゴンと同じく、四巻の緑のドラゴンが誰なのか、これはこの本を読まないとわからない。表紙のことはすっかり忘れていたので(私は今回本は買ったものの、後述の理由により、ほとんどオーディオブックで「読書」したせいもある)、あ、そうだった、緑のドラゴンがいるはずだったんだ、と変なところで納得したのである。

まずネタバレせずに感想を一言で言うと、「書きすぎてダレた」というのが正直なところである。本来三巻であるべきところが、書き足りなくなって四冊に増やした。増やしたはいいが、三巻に匹敵する長さにするだけの物語が本当にあったのか、正直私としてはかなり疑問である。水増しするためにどうでもいいようなエピソードや描写が無理やり詰め込まれたような気がして仕方ない。正直退屈する個所が多すぎた。最初はハードカバーの本で読み始めたのだが、ストーリーがあまりにスピード感に乏しく、前に進まないので膠着感がはなはだしく、最初の数章を読んだあと、読むのを中断して数ヶ月も放置してしまったほどである。これではいかん、と一念発起して(笑)、オーディオブックに切り替えた。これなら大学に出勤する車の往復(合わせて約3時間)中、カーステレオで聴くことができる。それでやっと聞き終えることが出来たというわけだ。

さて、ここからはネタバレを含む感想となる。物語の核心に触れる部分も多いので未読の方はご注意いただきたい。

続きを読む >>
ミル姐 * 日々雑談 * 22:06 * comments(0) * trackbacks(0)

ニューハンプシャー州とメイン州南部の沿岸

JUGEMテーマ:アメリカ

この週末は三連休である。月曜日はPresidents Day。ジョージ・ワシントンとリンカーン、二人の大統領の誕生日がこの時期であることから始まった祭日だ。この週、この辺りの公立の小中学校は一週間のお休みとなる。私が教えている大学はいつも通りに授業があるが、火曜日は月曜日の時間割で授業が行われる。これは、アメリカの祭日のほとんどが月曜日なので、授業の回数を調節するためだ。ほとんどの授業は月曜日と水曜日、火曜日と木曜日の二回行われるので、こうすることで月曜と水曜の授業回数が大幅に減るのを防ぐ。

教えている音楽教室は公立学校のスケジュールに合わせるので今週はお休み。旅行にでかけてしまう家族連れも多いので、そうするのが現実的なのだ(笑)。上記の理由で、大学の授業も私は木曜日だけで、事実上お休みの週である。もっともあまり休んでいるわけではなく、こういう週を利用して車のメインテナンスなど、普段の平日になかなか出来ない用事を入れるのでけっこう忙しい。

しかしせっかくの三連休でお天気もいいので、中日(なかび)の日曜日、夫の運転で、どこと目的地を定めず、気ままなドライブにでかけた。海沿いに北上してニューハンプシャー州とメイン州の海沿いの景色を楽しもうというわけだ。

続きを読む >>
ミル姐 * ボストンとニューイングランド * 22:36 * comments(0) * trackbacks(0)

町自慢:お気に入りのお店その2 - Loukoumaki BakeryとLakota Bakery

JUGEMテーマ:アメリカ生活

アメリカにいると、日本のきめこまかで凝ったベーカリーが恋しくなることがしばしばである。パン屋さん系も、ケーキ屋さん系もどちらも懐かしい。ヨーロッパに比べると(多分)、アメリカはどうもパンもケーキも大雑把なのである(涙)。しかし、これまた90年代(特に後半)のバブル景気で、少しましになり、今ではよ〜く探せば、日本人の私でもそれなりに楽しめるベーカリーをみつけることが可能になってきた。

アーリントンにも幾つかベーカリーがある。その中で私が好きなのは二軒。

一軒目は、昨年11月にオープンしたばかりのLoukoumaki Bakeryである。

住所:916 Massachusetts Avenue, Arlington, MA
電話番号:(781) 646-2253
月曜〜金曜 7:30 AM - 7:00 PM
土曜 8:00 AM - 4:00 PM
日曜 9:00 AM - 3:00 PM

ギリシャ系の夫婦がやっているこの店では、普通のケーキやクッキー、パイに加えてギリシャやトルコのお菓子が楽しめる。ほうれん草とフェタチーズのパイ、スパナコピタも美味しい。
続きを読む >>
ミル姐 * ボストンとニューイングランド * 21:25 * comments(0) * trackbacks(0)

町自慢:お気に入りのお店その1 - Menotomy Beer & Wine

JUGEMテーマ:アメリカ生活

大学の春学期も先週から始まり、忙しくなった。

今年のボストンは今まで私が経験したことがない暖冬である。氷点下になる日は数えるほどしかなく、大雪もまだ降っていない。もう二月も中旬に近くなり、春も遠くないが、これほど気候が暖かく、過ごしやすい冬は初めてである。

その暖かい気候のおかげで、冬になっても町の散歩を楽しんでいる。私が住むマサチューセッツ州アーリントンは、ボストンの郊外にあり、公共交通機関もある住宅街である。

アメリカでも郊外に出てしまうと、多くの町では公共交通機関は皆無になり、車中心のライフスタイルになる。だから、逆に徒歩で移動する人はほとんどいなくなってしまうのだ。以前住んでいた町はボストンから車で30分以上のところだったが、ここはまさにそういう場所だった。そういうところだと、買い物をするのも広い駐車場があるショッピングモールや大型量販店になる。

しかし、アーリントンのような町だと、まだまだ町の中心などにある商店街で、小さくてユニークな個人商店が頑張っている。散歩をかねてそういうお店をチェックすするのがここ最近の楽しみなのである。

しかも、昨年辺りから少しずつ景気が回復してきたというニュースと共に、幾つかあった空き店舗にテナントが入り、最近また面白いお店が増えてきた。

そこで、このブログで私が好きなお店を少しずつ紹介していこうか、と思う。題して「町自慢シリーズ」(笑)。

その一店目は町の酒屋さん。
続きを読む >>
ミル姐 * アーリントン * 14:00 * comments(0) * trackbacks(0)

ドイツの伝統料理、ザウアーブラーテンを作ってみる

JUGEMテーマ:今日の晩ご飯

クリスマスに姪夫婦からもらったドイツ料理の本
をぱらぱらめくって、とりあえず作ってみることにしたのがグーラッシュ(ハンガリー料理ではあるが、ドイツで定着しているらしい)とザウアーブラーテンだった。

で、一月三日にはまず、グーラッシュを作ってみた。これはほとんど普通のビーフシチューと同じ。唯一の違いは焼き色をつけた牛肉に小麦粉をまぶして炒める前、たっぷりパプリカを入れて炒めてから小麦粉を加える、ということだけだった。それだけで微妙に風味が違うが、かなり美味しい。圧力鍋を使ったのでそれほど時間をかけずに出来た。野菜も色々入っているので、ガーリックブレッドとゆでたサヤインゲンを添えただけでシンプルにいただいた。



そしてこの日曜日、ザウアーブラーテンの作業を開始したのである。これはまず、肉を三日間、マリネしなくてはいけない。牛のランプ肉の塊を買ってきた。未知のレシピで特に塊肉の料理に挑戦するときは、調理時間などの加減がわからないので、とりあえずすべてレシピどおりの量でやっている。今回は5ポンド(2.26キロ)の塊である。なんと37ドル!こ、これで失敗したら37ドルの生ゴミになってしまう…(冷や汗)。
続きを読む >>
ミル姐 * 料理・食べ歩き * 23:33 * comments(0) * trackbacks(0)

チョコレート・クリンクルを焼いてみる

JUGEMテーマ:お菓子作り

私はお菓子など、ほとんど作らない人間である(笑)。料理は下手でも好きだが、どちらかと言えば甘いものよりおせんべいなどの方がいい。中学の頃に一度やってみたくてチョコレートケーキを焼いたが、後は20代にカスタードプリンを作ってみた程度である。

そんな私が、昨年のクリスマス、夫の妹が焼いたクッキーがあまりにも美味しかったのでレシピをもらってきた(笑)。それがチョコレート・クリンクルである。ベティ・クロッカーから20年以上前に出されたお菓子レシピの本に載っているレシピで、彼女が「とても簡単よ」と言うので、作ってみることにした。


続きを読む >>
ミル姐 * 料理・食べ歩き * 22:52 * comments(0) * trackbacks(0)

2012年米国大統領選挙:アイオワ党員集会の結果。

とんでもない候補者ばかりが集まった今年の共和党大統領候補。昨夜のアイオワ共和党員集会では、夫と五ドルで賭けをした。サントラムとロムニー、どちらが 上位になるか、という賭けだ。夫はサントラム、私はロムニー。思ったより大接戦となり、なんと、わずか8票差で私の勝ち。ここまで接戦になるとはさすがに びっくりだ。ロン・ポールの票が思ったより伸びなかったのもちょっと意外。

結果は以下の通り。
ミット・ロムニー   30,015票 24.6%
リック・サントラム  30,007票 24.5%
ロン・ポール     26,219票 21.4%
ニュート・ギングリッチ16,251票 13.3%
リック・ペリー    12,604票 10.3%
ミシェル・バックマン  6,073票   5.0%
ジョン・ハンツマン         745票     0.6%


予備選及び党員集会(どちらか)は50州すべてで行われるが、年々前倒しされて開催が早くなっている。早ければ早いほど、他州の選考に影響を与え られるから、それだけ候補者もその州で熱心に活動し、選挙民の声を聞いてくれるし、候補者に恩を売るような形にも出来るわけだ。トップバッターで、しかも スイング州(後で説明します)であるアイオワの党員集会の影響力はかなり大きい。

以下に私から見た各候補者の説明を書いてみる。

続きを読む >>
ミル姐 * 日々雑談 * 12:48 * comments(0) * trackbacks(1)

フィラデルフィアのレースカー博物館とスペイン料理

JUGEMテーマ:博物館

クリスマスから一夜明けた26日は、午前中に義母、義妹、姪、私の四人でネイルサロンへ行き、義母の奢りでペディキュアをしてもらう。毎年これも恒例だ。姪の一人はドイツにいるので今年は一緒にクリスマスを過ごせないが、スカイプで色々話せた。姪の夫の家族がドイツを訪れ、彼らと過ごし、また友人たちをたくさん招いて、クリスマスの正餐をにぎやかに過ごしたとのことで、あちらも楽しいクリスマスだったようだ。

夜は私がみんなの夕飯を作った。いつもクリスマスにはご馳走になってばかりだったので、何かしたいなあと常々思っていたし、下の姪はベジタリアンで、肉がメインのクリスマスのディナーは楽しみにならない、とぼやいていたので、じゃあ野菜がたっぷりの日本風のご飯を作るわ、と申し出たのである。いつもならクリスマス以外の日は高校時代の友達と会うのに忙しく、夕食にも帰ってこない姪もそれを聞いてこの日は夕方からしっかり家にいることにしてくれたようだ(笑)。

10合炊きの炊飯器はこちらから持っていった。近くに大手韓国スーパーのH Martがあるので、夫と26日の午前中に買い物に行き、材料をそろえる。

で、メニューは以下の通り。
  • ご飯は、普通の白米のご飯とお稲荷さんの二種
  • 鶏モモ肉のマヨポン炒め(CookPadにあったレシピで、和洋折衷の味付けがアメリカ人にとてもウケがいい)
  • 雷豆腐(いつもはひき肉を入れるが、姪のために肉抜きで、干ししいたけ、ニンジン、グリーンピース、玉ねぎ、それに卵入り)
  • ほうれん草のおひたし
  • ジャガイモ千切りのしゃきしゃき炒め
  • たまねぎとワカメのみそ汁
あらたまった高級料理ではなく、普段私が作って食べているようなもので、しかも肉を食べない姪も楽しんで食べられて、そのうえ(笑)比較的食べ物には保守的で、日本食はほとんど食べない夫の両親も喜んで食べてくれるような献立、ということでこんな風になった。まあ栄養のバランスも悪くないし、味も食感も彩りも、ちょっと違うタイプのものが並んで食卓は大分にぎやかだった。しかし、普段二人分(お弁当の分を入れてもせいぜい4人分くらい)しか作っていないので、7人分作るというのはちょっと普段と勝手が違って、思ったより少し時間がかかってしまった(笑)。

でもみんな喜んでくれてたくさん食べてくれたので嬉しかった。特に夫の両親が喜んでくれて、彼らのお皿がきれいになったのと、姪が本当に美味しい、と翌日も雷豆腐の残りを食べながら、
「これ、食べだすと美味しくて止まらないわ〜」
と作り方を聞いてきたのも嬉しかった。また来年も何か考えて作らせてもらえたらいいなあ、と思う。

さて、クリスマスの二日後、27日。午後から雨が降り始めた。相変わらず気候は12月とは思えないほど暖かい。昨年はクリスマスの夜から大雪だった。

夫の両親はこの日、ロングアイランドへ帰宅。私たちは明日28日、NYで予定があるので、それに立ち寄ってからボストンに帰るため、もう一晩ここでお世話になる。雨なので、じゃあ博物館にでも行こうか、という話になった。

夫の妹が
「こんな博物館があると最近知ったんだけど行ってみない?」
と提案してきたのがブログタイトルのSimeone Foundation Automotive Museumである。ウェブサイトはこちら。


有名な神経外科のお医者さんが道楽で集めたレースカーのコレクションを披露している博物館だと言う。車好きの夫はもちろん、レースとかメカのことは何もわからないけれど、綺麗な車を見るのは好きな私も面白そう!と賛成して、私たち夫婦と夫の妹夫婦の四人ででかけた。
続きを読む >>
ミル姐 * 旅行 * 22:16 * comments(0) * trackbacks(0)

2011年のクリスマス

JUGEMテーマ:クリスマス

今年も例年通り、クリスマスイブからの数日を夫の妹の家で過ごした。

ボストンからフィラデルフィア郊外まで約6時間のドライブ。午前10時過ぎに家を出て、渋滞もなく、好天気にも恵まれて4時過ぎに到着した。家の中はクリスマスのデコレーションですっかりホリデイらしくなっている。












続きを読む >>
ミル姐 * 日々雑談 * 23:16 * comments(0) * trackbacks(0)

ホリデイシーズン

JUGEMテーマ:アメリカ生活

あっと言う間に、もう一週間足らずでクリスマスである。今年のボストンは暖冬続きで、12月だと言うのに、普段なら10月下旬に着るようなコートで十分な日が続いてるため、あまり実感がない。

しかしもう来週の日曜日はクリスマス。早いものだ。町のあちこちでクリスマスイルミネーションが輝いている。10年前に比べると、今は未曾有の不景気でずいぶんとおとなしくなったものだ。

まだ景気が悪くなる前の2006年のあるお宅(ボストン郊外)のイルミネーション。ここは当時有名で、テレビや新聞でも大きく取り上げられた。数年続けていたここの人も、不景気のせいか、何年も前にこの家を売り払って引っ越してしまい、もうこのイルミネーションは見られない。ちょっと懐かしいので過去の写真をひっぱりだしてみた。




夜になると毎晩たくさんの人が見物に訪れていたものだ。ディズニーランドのエレクトリカルパレードも真っ青なくらいのすごいデコレーションだった。家も立派なだけに迫力十分(笑)。

さて、不景気にもめげず頑張っている家もある。ボストンから北にある、とある町は派手なイルミネーションが多いことで有名だ。先日夜夫とでかけたついでにちょっと回り道して、この町の住宅街をドライブしてきた。相変わらず2006年の頃と同じに頑張っていたお宅を発見。見物の車があとからあとからやってくる。




車から降りずに撮ったので、全体のすごさはこの写真からは残念ながら伝わってこないのだが、この両側もキラキラのイルミネーションが広い庭いっぱいに並んでいて、なかなか綺麗だった。LEDライトを使っているせいか、全体の色調が青いのもこれまたなかなか風情がある。

ここ5-6年ブームらしい、空気を入れてふくらまし、中からのライトで明るくする巨大サンタやペンギンなどのデコレーションもあり、私は安っぽく見えるのでそれらが大嫌いなのだが(好きな方ごめんなさい。あくまで個人的好みです)、この家では、そういうものを後ろの方であまり見えないようにしているのも(笑)好感が持てた。

さて、こんなのんきなドライブをしていられるのも、やっと大学が終わったからである。
続きを読む >>
ミル姐 * 日々雑談 * 09:10 * comments(0) * trackbacks(0)
このページの先頭へ